バルサなどで大活躍したエトー [写真]=Getty Images
元カメルーン代表FWサミュエル・エトーが自身のSNSで現役引退を表明した。
エトーは6日、自身のSNSを更新。「これで終わり。新たな挑戦に向かうよ。大きな愛をありがとう」と綴り、明言はしていないものの、現役生活に終止符を打ったようだ。
現在38歳のエトーは、レアル・マドリードでプロキャリアを開始。出場機会のため、レガネス、エスパニョール、マジョルカへのレンタルを経験。その後マジョルカに完全移籍し、コパ・デル・レイ優勝に貢献すると、2004年にバルセロナへ加入した。2度のチャンピオンズリーグ(CL)制覇や4度のリーガエスパニョーラ優勝、さらには、スペイン勢史上初の3冠を経験した。圧倒的得点率を見せ活躍したものの、出場機会や起用法を巡ってクラブと衝突を起こした。
その後、2009年にインテルへ移籍。すぐさま躍動し、セリエA、コッパ・イタリア、CLを制し、史上初の2シーズン連続で3冠を獲得した選手となった。2011年8月にアンジ・マハチカラに移籍。3年契約を結んだものの、アンジ・マハチカラの財政問題もあり、放出対象となった。そして、かつての恩師ジョゼ・モウリーニョ監督率いるチェルシーや、エヴァートン、サンプドリア、アンタルヤスポル、コンヤスポルと渡り歩き、2018年8月から加入したカタールSCを今年2月に退団していた。
また、2014年8月に引退を発表したカメルーン代表では、歴代最多の56ゴールを記録。歴代最多となる4度のアフリカ年間最優秀選手賞を受賞するなど、輝かしい経歴を誇っている。
By サッカーキング編集部
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