北川航也がラピード・ウィーン移籍後初ゴール [写真]=Getty Images
オーストリア・カップ2回戦が25日に行われ、FW北川航也が所属するラピード・ウィーンと、日本代表FW南野拓実とFW奥川雅也が所属するザルツブルクが対戦した。北川と南野は先発出場で日本人対決が実現。奥川はベンチスタートとなった。
大会連覇を狙うザルツブルクは50分、ペナルティエリア前右のFKでドミニク・ショボスライがゴール右上隅に完璧なシュートを突き刺して先制に成功した。しかしラピード・ウィーンは56分、北川が右サイドからの折り返しを右足ダイレクトで流し込み同点。移籍後初ゴールとなった北川は、豪快なガッツポーズで喜びを爆発させた。
追いつかれたザルツブルクは60分にセク・コイタを下げて奥川と投入。ラピード・ウィーンも60分に北川を下げてフィリップ・ショーベスベルガーを送り出した。
ラピード・ウィーンは65分、シュテファン・シュヴァーブが2枚目のイエローカードで退場となり数的不利に。さらに後半アディショナルタイム3分にはダリボル・ヴェリミロヴィッチも2枚目のイエローカードで退場となり、9人での戦いとなった。
試合は1-1のまま延長戦に突入。すると終了間際の延長後半アディショナルタイム1分、エリア右のラスムス・ニスン・クリステンセンが折り返し、中央の南野が左足で合わせて劇的ゴール。南野の今シーズン公式戦5点目が決勝点となり、ザルツブルクが激闘を制した。
【得点者】
0-1 50分 ドミニク・ショボスライ(ザルツブルク)
1-1 56分 北川航也(ラピード・ウィーン)
1-2 120+1分 南野拓実(ザルツブルク)
By サッカーキング編集部
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