ザルツブルクに所属する奥川雅也(写真は19年9月14日のハルトベルク戦) [写真]=Getty Images
オーストリア・ブンデスリーガ第9節が28日に行われ、日本代表FW南野拓実とFW奥川雅也が所属するザルツブルクとアウストリア・ウィーンが対戦した。奥川は先発出場、3日前のカップ戦で120分プレーした南野はベンチスタートとなった。
ホームのザルツブルクは開始2分、相手のクロスに競り合ったアルバート・ヴァルチのオウンゴールでA・ウィーンにいきなり先制を許す。だがその後は1点を追って主導権を握り、33分にマジード・アシメルがリズム良いパス交換でエリア内に抜け出し、右足シュートを沈めて同点に追いついた。
36分には奥川がエリア内に走り込んでシュートを放ったが、得点にはつながらず。それでも42分には、奥川が右サイドを抜け出して絶妙なクロスを送ると、セク・コイタが合わせて逆転ゴールを挙げた。
1点リードで折り返したザルツブルクは55分、奥川がDFの裏をとってエリア右に走り込み、セク・コイタのロングパスに右足ダイレクトで優しく合わせると、シュートはGKの頭上を越えてゴールネットを揺らした。奥川は今シーズン4点目となった。
その後も攻勢を続けるザルツブルクは79分、奥川がエリア左に抜け出して折り返したが、これは味方につながらず。それでもDFが触ったこぼれ球をセク・コイタがダイレクトで押し込み、ダメ押しゴールを挙げた。
試合はこのままタイムアップを迎え、ザルツブルクが逆転勝利。今シーズン開幕から8勝1分けで9試合無敗をキープした。なお、奥川はフル出場で1ゴール1アシストを記録。南野に出番はなかった。
次節、ザルツブルクは10月5日にホームでラインドルフ・アルタッハと、アウストリア・ウィーンは同日にホームでシュトゥルム・グラーツと対戦する。
【スコア】
ザルツブルク 4-1 アウストリア・ウィーン
【得点者】
0-1 2分 オウンゴール(アルバート・ヴァルチ)(A・ウィーン)
1-1 33分 マジード・アシメル(ザルツブルク)
2-1 43分 セク・コイタ(ザルツブルク)
3-1 55分 奥川雅也(ザルツブルク)
4-1 79分 セク・コイタ(ザルツブルク)
By サッカーキング編集部
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