マリ代表を選択するウルヴスのアダマ・トラオレ [写真]=Getty Images
ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズに所属する元U-21スペイン代表MFアダマ・トラオレが、マリ代表を選択するようだ。7日、エジプトメディア『KingFut』が報じた。
アダマ・トラオレはマリ出身の両親の元、1996年1月25日にスペイン・カタルーニャ州の都市『ルスピタレート・ダ・リュブラガート』で誕生。2004年に地元バルセロナのカンテラに入団し、各年代別のスペイン代表にも招集されていた。2013年にバルセロナのトップチームデビューを果たした同選手は、2015年8月にアストン・ヴィラへと移籍し、ミドルスブラを経て、昨夏にウルヴァーハンプトンへと完全移籍した。
同選手のマリ代表入りが正式に決定した場合、現在の同代表に3人の『アダマ・トラオレ』が名を連ねることになる。同代表では、すでにセントラルMFのアダマ・トラオレ(モナコからメスへとレンタル移籍中)と左ウィンガーのアダマ・トラオレ(メス)がプレーしており、ともに今夏行われたアフリカ・ネーションズカップ2019で活躍を見せていた。
11月からアフリカ・ネーションズカップ2021予選が始まるマリ代表にとって、爆発的なスピードを誇るアダマ・トラオレは頼もしい新戦力となりそうだ。
By サッカーキング編集部
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