ジョルジュ・メンデス氏のクライアントには錚々たるメンバーがそろう [写真]=Getty Images
新しい年がスタートして早くも20日が経過した。欧州主要リーグが後半戦に突入するなか、冬の移籍市場も佳境を迎えており、閉幕まで残すところ10日ほどとなった。日本代表MF南野拓実(ザルツブルク→リヴァプール)、元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチ(ロサンゼルス・ギャラクシー→ミラン)、ノルウェー代表FWアーリング・ハーランド(ザルツブルク→ドルトムント)など、すでにいくつかのビッグディールが成立しているが、タイムリミットまでさらなる大型移籍が成立する可能性もある。
そんな中で、重要な役割を果たしているのが代理人だ。普段はピッチ上で戦う選手たちが主役になるサッカー界でも、夏と冬の移籍期間においては代理人の一挙手一投足が注目される。彼らの交渉力ひとつでスカッドの面子が様変わりすることもあり、チーム作りに大きな影響をもたらす存在と言えるだろう。
そこで今回は、移籍情報サイト『transfermarkt』の情報をもとに、サッカー界でその名をとどろかす代理人やエージェント会社がどんな選手と契約を結んでいるのかを調査。同サイトが算出する市場価値とともに、ベストイレブン形式で紹介する。
第1回は、クリスティアーノ・ロナウドの代理人として有名なジョルジュ・メンデス氏をピックアップ。ポルトガル出身の同氏は『グローブ・サッカー・アワード』で最多9度にわたって「世界最高の代理人」に選ばれるなど、サッカー界随一の実績を誇り、現在は自ら立ち上げたエージェント会社『Gestifute』を率いている。C・ロナウド以外にも数多くのスーパースターと契約を結んでいること、また同胞の選手たちが多く在籍していることも特徴だ。
以下が、“メンデス軍団”のベストイレブンである。市場価値が高額な左サイドバックの選手がいなかったため、右サイドバックを本職とするネウソン・セメドを同ポジションにコンバートした。また、「ベンチメンバー」として7名を別に選出している。
※以下の情報はすべて、1月19日時点のもの
※カッコ内は、「所属クラブ/国籍」
※1ユーロ=125円で換算
ジェルジュ・メンデス ベストイレブン
▼GK
エデルソン(マンチェスター・C/ブラジル)
市場価値:7000万ユーロ(約88億円)
▼DF
ジョアン・カンセロ(マンチェスター・C/ポルトガル)
市場価値:5000万ユーロ(約63億円)
ルヴェン・ディアス(ベンフィカ/ポルトガル)
市場価値:3800万ユーロ(約48億円)
ガブリエウ(バレンシア/ブラジル)
市場価値:2200万ユーロ(約28億円)
ネウソン・セメド(バルセロナ/ポルトガル)
市場価値:4000万ユーロ(約50億円)
▼MF
ベルナルド・シウヴァ(マンチェスター・C/ポルトガル)
市場価値:1億ユーロ(約125億円)
ファビーニョ(リヴァプール/ブラジル)
市場価値:7000万ユーロ(約88億円)
ルーヴェン・ネヴェス(ウルヴァーハンプトン/ポルトガル)
市場価値:5000万ユーロ(約63億円)
アンヘル・ディ・マリア(パリ・サンジェルマン/アルゼンチン)
市場価値:4000万ユーロ(約50億円)
ハメス・ロドリゲス(レアル・マドリード/コロンビア)
市場価値:4000万ユーロ(約50億円)
▼FW
クリスティアーノ・ロナウド(ユヴェントス/ポルトガル)
市場価値:7500万ユーロ(約94億円)
合計市場価値:5億9500万ユーロ(約740億円)
<ベンチメンバー(7名)>
▼GK
ルイ・パトリシオ(ウルヴァーハンプトン/ポルトガル)
市場価値:2000万ユーロ(約25億円)
▼DF
リカルド・ペレイラ(レスター/ポルトガル)
市場価値:4000万ユーロ(約50億円)
ニコラス・オタメンディ(マンチェスター・C/アルゼンチン)
市場価値:1800万ユーロ(約23億円)
▼MF
レナト・サンチェス(リール/ポルトガル)
市場価値:1800万ユーロ(約23億円)
ジョアン・モウチーニョ(ウルヴァーハンプトン/ポルトガル)
市場価値:1000万ユーロ(約13億円)
▼FW
ディオゴ・ジョッタ(ウルヴァーハンプトン/ポルトガル)
市場価値:3500万ユーロ(約44億円)
ジエゴ・コスタ(アトレティコ・マドリード/スペイン)
市場価値:1800万ユーロ(約23億円)
(記事/Footmedia)
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