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メッシやポグバもランクイン! 直近5季の欧州5大リーグで、PK失敗率が最も高い選手は?

2020.02.10

以外にもPKを苦手とする名手たち [写真]=Getty Images

 8日に行われたFUJI XEROX SUPER CUP 2020で、“珍記録”が誕生した。横浜F・マリノスとヴィッセル神戸が対戦した同試合では、PK戦でまさかの9人連続失敗。これはJリーグ史上初の出来事であり、イギリスメディア『デイリーメール』やアメリカメディア『ESPN』がニュースとして取り上げるなど、世界中で大きな話題となった。

 では、欧州5大リーグでPK失敗率が最も高いプレーヤーは誰なのだろうか。今回は、移籍情報サイト『transfermarkt』を参照し、直近5シーズン(2015-16~2019-20シーズン)のPKデータを集計。同期間でPKを10回以上蹴った選手のうち、失敗率の高いプレーヤーをランキング形式で発表する。

※以下、情報はすべて2月10日時点のもの
※カッコ内は現所属チーム

10位タイ ロドリゴ・デ・パウル(ウディネーゼ)

[写真]=Getty Images


PK回数:10回
失敗数:3回
失敗率:30%

 ウディネーゼの“10番”を背負うデ・パウルは、2017-18シーズンはPKを4回蹴ってすべて成功。しかし昨シーズンは6回中3回で失敗し、ここ5シーズンの失敗率は3割に。

10位タイ ホルヘ・モリーナ(ヘタフェ)

[写真]=Getty Images


PK回数:10回
失敗数:3回
失敗率:30%

 2017-18シーズンには、50%の確率でPKを失敗していたJ・モリーナ。しかし昨シーズン以降の4回はすべて成功させており、失敗率は30%まで低下している。

9位 アンディ・ドゥロール(モンペリエ)

[写真]=Getty Images


PK回数:13回
失敗数:4回
失敗率:30.8%

 ビーチサッカーのフランス代表歴を持つドゥロールは、ここ5シーズンで13回のPKに臨み、4度失敗。今季はここまで2度あったPKをいずれも失敗している。

8位 リオネル・メッシ(バルセロナ)

[写真]=Getty Images


PK回数:25回
失敗数:8回
失敗率:32%

 PKが苦手なことで知られるメッシが8位にランクイン。直近5シーズンの失敗数は8回と、欧州5大リーグで最も多く、失敗率(32%)もクリスティアーノ・ロナウド(18.2%)より10%以上高い。

5位タイ ピエール・エメリク・オーバメヤン(アーセナル)

[写真]=Getty Images


PK回数:21回
失敗数:7回
失敗率:33.3%

 2015-16シーズン開幕からアーセナルへ移籍するまで、ブンデスリーガでは12回蹴って4度失敗。プレミアリーグでも9度蹴って3度失敗と、失敗率は33.3%で変わらない。昨年3月に行われたトッテナムとのダービーマッチ(1-1)では、後半アディショナルタイムのPKを失敗し、ヒーローになり損ねた。

5位タイ トルガン・アザール(ドルトムント)

[写真]=Getty Images


PK回数:12回
失敗数:4回
失敗率:33.3%

 昨季まで在籍したボルシアMGで、PKを12回蹴って4回失敗。失敗率は33.3%を記録するが、兄エデンはチェルシー時代に9回蹴って8回成功。失敗率は11.1%と、弟の3分の1になる。

5位タイ マックス・グラデル(トゥールーズ)

[写真]=Getty Images


PK回数:15回
失敗数:5回
失敗率:33.3%

 トゥールーズのキャプテンを務めるグラデルは、約3割の確率でPKを失敗。失敗数(5)はエディンソン・カバーニと並んでリーグ・アン最多だ。

3位タイ ポール・ポグバ(マンチェスター・U)

[写真]=Getty Images


PK回数:13回
失敗数:5回
失敗率:38.5%

 ユヴェントスに在籍していた2015-16シーズンは、PKを2回蹴って1回失敗。マンチェスター・U加入後は、11回蹴って4回外している。ポグバのPKと言えば“長すぎる”助走が有名だが、4割近い失敗率を見るかぎり、あまり効果的ではないようだ。

3位タイ ドメニコ・ベラルディ(サッスオーロ)

[写真]=Getty Images


PK回数:13回
失敗数:5回
失敗率:38.5%

 公式戦におけるサッスオーロの歴代最多得点記録を持つベラルディだが、PKに限れば、4割近い確率で失敗している。ちなみに、アウェイ(16.7%)よりもホーム(57.1%)の方が、失敗率が高い。

2位 マルティン・ブライトバイテ(レガネス)

[写真]=Getty Images


PK回数:10回
失敗数:4回
失敗率:40%

 デンマーク代表FWは、トゥールーズ在籍時に蹴ったPK9回のうち3回で失敗。リーグ・アンでのPK失敗率は33.3%だったが、昨年10月のレバンテ戦(1-2)でレガネス加入後初のPKを外し、失敗率が40%に上昇した。

1位 リヤド・マフレズ(マンチェスター・C)

[写真]=Getty Images


PK回数:12回
失敗数:5回
失敗率:41.7%

 直近5シーズンの欧州5大リーグで、PK失敗率が最も高いのはマフレズだった。レスターでは11回のPKのうち4度失敗。マンチェスター・Cでは、移籍初年度に行われたリヴァプール戦(0-0)でPKキッカーを任されたものの、シュートはゴール左上に外れ失敗に終わった。これ以降、シティでは一度もPKを蹴ったことがない。

(記事/Footmedia

By Footmedia

「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

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