新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、サッカー界も大きな打撃を受けている。リーグ戦の中断が相次いだことで、バルセロナやユヴェントスの選手たちは給与の大幅カットに合意。それでもシーズン再開が断念された場合は、テレビ放映権やチケットなどによる収入が得られないため、破産を申請するクラブもあると複数メディアが報じている。
そのような危機的状況に陥った場合、気が気でなくなるのは所属先のないフリーの選手だろう。新しい職場を探そうにも、余裕があるクラブが少なくなり、就職難に直面することが予想される。最悪の場合は現役引退を余儀なくされるかもしれない。
そこで今回は、新天地が決まっていない現在フリーの有力選手7名を紹介する。
※カッコ内は(国籍/ポジション/年齢)
ダニエル・スタリッジ
(イングランド/FW/30歳)
昨夏にリヴァプールを退団した後、トラブゾンスポル(トルコ1部)に加入した。新天地では公式戦16試合に出場して7ゴールを記録していたが、賭博違反の疑いで4カ月の活動禁止処分を受け、今年3月に契約の解消が決まった。国際的なイメージダウンは避けられず、高額なサラリーもネックになって、新たな就職先が見つからない可能性もある。
ジョン・オビ・ミケル
(ナイジェリア/MF/32歳)
スタリッジと同時期にトラブゾンスポルを退団したミケル。コロナウイルスの感染が拡大する中でも試合を開催するトルコリーグの方針に疑問を抱き、契約解消に至った。現在は、2006年から11年にわたってプレーしたチェルシーの練習場の近くで生活しており、プレミアリーグへの復帰を希望しているとされるが、イングランドでも多くのクラブが一時解雇の措置に踏み切っている。英国内からのオファーがなければ、アメリカやブラジルでのプレーもあると報じられるが果たして。
アレクサンドル・ソング
(カメルーン/MF/32歳)
かつてアーセナルやバルセロナなどで活躍したソングも、今回のコロナ騒動で職を失った選手の一人だ。FW若月大和が所属するシオン(スイス1部)に属していたものの、クラブが要求する給与カットに応じなかったとして今年3月に解雇の憂き目にあった。FIFA(国際サッカー連盟)に異議を申し立てる見込みだが、復職が叶わなければ新天地を探す必要がある。知名度は十分だが、シオン加入前にも半年以上無職だったことを考えると、厳しい就活となる可能性がある。
デニウソン
(ブラジル/MF/32歳)
かつてアーセナルに所属し、ソングと中盤を形成したこともあるデニウソン。2013年の退団以降は、ブラジルやUAEでプレーしてきたが、昨年4月にボタフォゴSP(注:本田圭佑が所属するボタフォゴとは別のクラブ。現在は元神戸FWのウェリントンが所属)を退団してから1年近くフリーの状態が続いている。今年2月に32歳になったばかりで、もうしばらくの現役続行が望まれるが、ケガの影響で近年はほとんどピッチに立っておらず、引退を余儀なくされるかもしれない。
マチュー・フラミニ
(フランス/MF/36歳)
アーセナルOBで無所属の選手と言えば、フラミニも忘れてはならない。昨季途中、ヘタフェと再契約を結んだものの、シーズン終了後に退団。フリーとなるのはプロデビュー後、これで4度目のことになる。もっとも、彼に関しては将来の不安などないだろう。石油の代替エネルギーを製造する会社『GFバイオケミカル』の共同創業者として、ビジネスの世界でも活躍中。今回のコロナ騒動によって新たな商機が生まれる可能性もある。もしかしたら、サッカー界に未練はないかもしれない。
イニャツィオ・アバーテ
(イタリア/DF/33歳)
昨季まで所属したミランでは、2010-11シーズンにセリエA優勝を経験。イタリア代表としても22試合の出場歴を持つ右サイドバックだが、数々のオファーを断ってフリーのまま今季開幕を迎えた。その後も新たな契約先の噂が出ては消える日々が続いており、ファンをやきもきさせている。ミラン退団時に「ここでキャリアを終えるのが夢だった」と明かしたように、ロッソネロ(ミランの愛称)への愛情が相当強いため、このまま引退を決断しても不思議ではない。
フロランタン・ポグバ
(フランス/DF/29歳)
マンチェスター・Uに所属するポール・ポグバの兄フロランタンも現在“無職”。昨年2月にアトランタ・ユナイテッドと契約を結んだものの、フランク・デ・ブール監督の信頼を得られず、1年で退団した。今年3月にはスペイン4部に所属するロルカの練習に参加。同クラブの会長と夕食を共にするなど契約に向けた動きが進んでいたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けてリーグ戦が中断された今、交渉は事実上白紙に戻ったと言える。新たな職場が見つからなければ、弟が助け舟を出すかもしれない。
(記事/Footmedia)
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By Footmedia