ミランに所属するイブラヒモヴィッチ [写真]=Getty Images
ミランに所属する元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチが、自身の銅像が破壊されたことについて言及した。イギリスメディア『BBC』が24日に伝えた。
イブラヒモヴィッチの銅像は昨年10月に古巣マルメの新スタジアムと旧スタジアムの間に建てられた。だが、イブラヒモヴィッチが11月にライバルクラブであるハンマルビーの共同オーナーに就任したことで、マルメのサポーターの怒りを買い、今年1月に破壊されていた。
現在母国に帰国しているイブラヒモヴィッチは、ハンマルビーでトレーニングを行っており、24日の練習試合ではゴールも決めたという。試合後に、動画配信メディア『Dplay』スウェーデン版のインタビューに応じ、銅像が破壊されたことについて“イブラ節”で一蹴した。
「やつら(マルメのファン)は気を引いて、メディアにそのことを書いてもらいたいだけだ。幼稚園レベルだ。俺たちはそれよりもまともだ。銅像は銅像だ。破壊されたからと言って、俺のストーリーが傷つけられるわけではない。永遠に残るものだ」
「俺はかつてマルメでプレーし、マルメのためにやることをやった。たとえ、俺が歓迎されず、求められていなかったとしてもだ。やつらは感謝すべきだよ」
現在38歳のイブラヒモヴィッチは今年1月に約7年半ぶりのミラン復帰を果たし、公式戦10試合で4ゴールを記録している。セリエAは新型コロナウイルス感染拡大の影響で3月10日から中断を余儀なくされているが、5月からの練習開始や6月からのリーグ再開の可能性が報じられてきた。
同選手は「俺はミランとの契約があるから、どう終わるか様子を見ないといけない。終わればの話だがな」とコメント。続けて「俺はできるだけ長くサッカーを続けたいし、何かに貢献したい。どうなるか様子を見ようじゃないか。コロナウイルスが2週間で世界をひっくり返すなんて誰が予想したよ」と語った。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト