通算16度目のリーグ優勝が正式決定したクラブ・ブルージュ [写真]=Getty Images
ベルギー1部ジュピラー・プロ・リーグは15日、打ち切りが決定していた今シーズンの最終順位を発表した。
ジュピラー・プロ・リーグは4月2日、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、欧州各国リーグに先駆けてリーグ戦の打ち切りを発表。しかし、プロリーグ総会での最終投票は延期を繰り返し、15日に行われた会議でようやく正式に打ち切りが承認された。
最終順位は、全16クラブがレギュラーシーズンの29試合(全30試合)を消化していた中断時点の勝ち点に基づいて決められた。勝ち点「70」を獲得していたクラブ・ブルージュは通算16回目の優勝とチャンピオンズリーグ(CL)本戦出場が決定し、勝ち点「55」の2位ヘントがCL予選3回戦から参戦することになった。
三好康児が所属するロイヤル・アントワープは勝ち点「53」の4位。8月3日に開催予定のベルギーカップ決勝でクラブ・ブルージュに勝利した場合はヨーロッパリーグ(EL)本戦出場、決勝に敗れた場合はEL予選3回戦からの出場となる。
また、小林祐希が所属するワースラント・ベフェレンは、勝ち点「20」で最下位だったため2部降格が決定。一方、2部プロキシマス・リーグからの昇格クラブは未定となっている。オランダ語メディア『Voetbal Primeur』によると、前期首位のOHルーヴェンと後期首位のベールスホットによる直接対決、あるいは前期後期の通算成績がトップだったウェステルローの昇格が検討されているという。なお、OHルーヴェンとベールスホットの直接対決となった場合、ベルギーで7月31日まで国内でのスポーツイベントが中止されていることを受け、リーグ再開が決定している隣国ドイツで試合を開催することになりそうだ。
2019-20シーズンのジュピラー・プロ・リーグの最終順位は以下の通り。
1位 クラブ・ブルージュ:勝ち点「73」 ※CL本戦
2位 ヘント:勝ち点「55」 CL予選3回戦
3位 シャルルロワ(森岡亮太):勝ち点「54」 ※開催予定のベルギーカップ決勝でクラブ・ブルージュ勝利→EL本戦/ロイヤル・アントワープ勝利→EL予選3回戦
4位 ロイヤル・アントワープ(三好康児):勝ち点「53」 ※開催予定のベルギーカップ決勝で勝利→EL本戦/敗戦→EL予選3回戦
5位 スタンダール・リエージュ:勝ち点「49」 ※EL予選2回戦
6位 メヘレン:勝ち点「44」
7位 ヘンク(伊東純也):勝ち点「44」
8位 アンデルレヒト:勝ち点「43」
9位 ズルテ・ワレヘム:勝ち点「36」
10位 ロイヤル・エクセル・ムスクロン:勝ち点「36」
11位 コルトレイク:勝ち点「33」
12位 シント・トロイデン(ダニエル・シュミット、松原后、鈴木優磨、伊藤達哉):勝ち点「33」
13位 オイペン:勝ち点「30」
14位 セルクル・ブルージュ(植田直通):勝ち点「23」
15位 オーステンデ:勝ち点「22」
16位 ワースラント・ベフェレン(小林祐希):勝ち点「20」 ※2部降格
By サッカーキング編集部
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