HJKヘルシンキに所属する田中亜土夢(写真は2015年5月)[写真]=Getty Images
ヴェイッカウスリーガ(フィンランド1部リーグ)が7月1日に開幕した。今シーズンのヴェイッカウスリーガは本来なら4月に開幕するはずだったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となり、約3カ月遅れでの幕開けとなった。
MF田中亜土夢が所属するHJKヘルシンキはアウェイでラハティと対戦。34分に田中のクロスがクリアされたボールをラスムス・シュレルがダイレクトボレーで叩き込み先制すると、36分にはエリア右へ突破したルーカス・リングマンが最後はゴール前のボールを押し込んで追加点を挙げる。
後半に入ってHJKヘルシンキは64分、田中のパスでエリア左に抜けたルイス・カルロス・ムリージョの折り返しが相手のオウンゴールを誘って3点目。69分には田中が自陣でパスを受けると、そのままドリブルで持ち上がり、エリア前から強烈なシュートを放ったが、これは相手GKのセーブに阻まれた。
それでもHJKヘルシンキは78分に田中の縦パスからリングマンを経由し、最後はエリア左に抜けたローペ・リスキがダメ押しゴールを沈めて、4-0で快勝。2年ぶり30回目のリーグ優勝に向けて、白星スタートを切った。なお、田中は3シーズンぶりのリーグ戦でフル出場し勝利に貢献した。
HJKは次節、8日にホームでハカと対戦する。
By サッカーキング編集部
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