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GK小久保玲央ブライアンも続けるか…UEFAユースリーグ優勝経験を持つ選手たち

2020.08.25

UEFAユースリーグ優勝経験者を紹介 [写真]=Getty Images

 2019-20シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)は23日に幕を閉じたが、25日にはUEFAユースリーグの決勝が開催される。ファイナルに駒を進めたのは、GK小久保玲央ブライアンが所属するベンフィカとラウール・ゴンサレス監督率いるレアル・マドリード。両チームともに初優勝を目指す戦いだ。

 UEFAユースリーグは、2013年に発足したU-19世代の欧州カップ戦。CL出場クラブのU-19チームが同じフォーマットで戦うため、「U-19世代のチャンピオンズリーグ」と呼ばれることもある。2015年からは「ドメスティック・チャンピオンズ・パス」が設けられ、ユース世代の国内王者32チームも参加し、計64チームで競われている。

 現在、欧州トップレベルで活躍する選手たちの中にも、UEFAユースリーグを経験した者は少なくない。そこで今回は、過去に優勝を経験したプレーヤーたちを7名紹介する。

ムニル・エル・アダディ

生年月日:1995年9月1日(24歳)
現所属:セビージャ
優勝:2013-14シーズン(バルセロナ

UEFAユースリーグの“初代王者”に輝いたバルセロナでエースとして活躍。2013-14シーズンの大会得点王(11得点)と最優秀選手の2冠を達成した。しかし、トップチームではレギュラーの座を掴むことができず、バレンシア、アラベスにレンタル移籍したのち、2019年からセビージャに完全移籍した。

アダマ・トラオレ

トラオレ

[写真]=Getty Images

生年月日:1996年1月25日(24歳)
現所属:ウルヴァーハンプトン
優勝:2013-14シーズン(バルセロナ

ウルヴァーハンプトンでブレイクを果たしたトラオレも、“初代王者”に輝いたバルセロナのメンバー。2013-14シーズンの大会ベストイレブンにも選ばれている。2013年11月には、17歳でトップチームデビュー。しかし正式な昇格には至らず、2015年にアストン・ヴィラへ完全移籍。ミドルズブラを経て加入したウルヴァーハンプトンで才能を開花させた。

タミー・アブラハム

アブラハム

連覇を経験しているアブラハム(右) [写真]=Getty Images

生年月日:1997年10月2日(22歳)
現所属:チェルシー
優勝年:2014-15シーズン、2015-16シーズン(いずれもチェルシー

2014-15シーズンから2大会連続で出場し、2連覇を達成。背番号“9”をつけて出場した2015-16シーズンは9試合で8ゴールを記録し、「未来のエース」と称された。その後はレンタル生活が続いたものの、今シーズンはフランク・ランパード新監督のもとで得点を量産。チェルシーのCL出場権獲得に貢献している。

フィカヨ・トモリ

トモリ

トロフィーを掲げるトモリ(左) [写真]=Getty Images

生年月日:1997年12月19日(22歳)
現所属:チェルシー
優勝:2014-15シーズン、2015-16シーズン(いずれもチェルシー

「史上最強」と称された当時のチェルシーU-19チームで、アブラハムと共に主軸を担い、2015-16シーズンにはクラブのアカデミー年間最優秀選手に選出。同シーズンのプレミアリーグ最終節でトップチームデビューを果たすと、2017年に韓国で開催されたU-20ワールドカップではイングランド代表の初優勝に貢献した。昨年12月にはチェルシーと新たに5年契約を結ぶなど、クラブからの期待も大きい。

アマドゥ・ハイダラ

[写真]=Getty Images

生年月日:1998年1月31日(22歳)
現所属:ライプツィヒ
優勝:2016-17シーズン(ザルツブルク

ジョアン・フェリックス擁するベンフィカを決勝で下し、2016-17シーズンのチャンピオンに輝いたのがザルツブルクだった。背番号“18”をつけたハイダラは、大会を通して6試合に出場し、2ゴールを奪っている。その後トップチームでも活躍し、2018年12月にはライプツィヒへの移籍が決定。ドイツでは真価を発揮するまでには至っていないが、ユリアン・ナーゲルスマン監督は「多くの才能を持っている」と今後のブレイクに期待している。

リキ・プッチ

プッチ

[写真]=Getty Images

生年月日:1999年8月13日(21歳)
現所属:バルセロナ
優勝:2017-18シーズン(バルセロナ

2018年、4年ぶりのUEFAユースリーグ優勝を飾ったバルセロナで、中心選手として活躍したのがプッチだった。アレックス・コジャド、カルラス・ペレス、アベル・ルイスらとともにチームをけん引。自らも10試合で3ゴールを奪った。ここでの活躍が評価され、2018年4月にラ・リーガデビュー。来シーズからのトップチーム昇格が決まっている。

ロマーリオ・バロー

世代別のポルトガル代表に名を連ねるロマーリオ・バロー(8番) [写真]=Getty Images

生年月日:2000年1月25日(20歳)
現所属:ポルト
優勝:2018-19シーズン(ポルト

昨シーズンはポルトガルの名門ポルトが初優勝。チャンピオンチームで攻撃の中心を担ったのが、10番としてプレーしたロマーリオ・バローだった。全10試合に出場して、得点ランク2位タイとなる6ゴールをマーク。2019年夏にはトップチームへの昇格を果たし、今シーズンは8番をつけてリーグ戦9試合に出場した。

(記事/Footmedia

By Footmedia

「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

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