首位攻防戦はスコアレスドローとなった [写真]=Getty Images
UEFAネーションズリーグが11日に行われ、リーグAグループ3の第3節でフランス代表とポルトガル代表が対戦した。
両チームともここまで開幕2連勝を収めており、得失点差でポルトガルが首位に位置している。首位浮上を狙うフランスがポルトガルをホームに迎えた。フランスの先発メンバーにはキリアン・エンバぺ、アントワーヌ・グリーズマン、ポール・ポグバなどが順当に入り、ポルトガルは主将のクリスティアーノ・ロナウドを筆頭にブルーノ・フェルナンデス、ベルナウド・シウヴァ、ジョアン・フェリックスなどが先発に入った。
ポルトガルは20分、ブルーノ・フェルナンデスがペナルティエリア手前からミドルシュートを放つが、相手DFにブロックされる。ポルトガルは24分、クリスティアーノ・ロナウドがペナルティエリア内でボールを受けると、そのままシュートを狙ったが、プレスネル・キンペンべが体を張ってブロックした。
フランスは前半終了間際、44分にオリヴィエ・ジルーが、前半アディショナルタイム1分にはアドリアン・ラビオが立て続けにポルトガルゴールを脅かしたが、いずれも枠を捉えることはできなかった。
スコアレスで後半へ折り返すと、フランスが果敢にポルトガルのゴールに迫る。フランスは46分、エンバぺがペナルティエリア内左でボールを受けると、右足のキックフェイントで相手ディフェンダーを交わしてGKと1対1の局面に。エンバペはループシュートを狙ったが、これはGKにセーブされた。
ポルトガルは72分、ジョアン・フェリックスが右サイドの折り返しに合わせるが、これはGKの正面を突いた。さらに、ポルトガルは73分、左サイドでFKを獲得すると、ゴール前へのクロスにぺぺがヘディングで合わせ、ゴールネットを揺らす。しかし、オフサイドの判定で得点とはならなかった。
ポルトガルは後半アディショナルタイム1分、途中出場のレナト・サンチェスが左サイドを仕掛け、ペナルティエリア手前から強烈なシュート。しかし、これはGKウーゴ・ロリスにキャッチされた。
シュート数でもボール保持率でもほぼ互角となった試合はスコアレスで終了。両チームとも体を張って守り、勝ち点1ポイントを分け合うこととなった。3試合を終えて勝ち点7ポイントで並ぶ両チームだが、ポルトガルが得失点差でフランスを上回っているため、首位を維持している。
次節、フランス代表は14日にアウェーでクロアチア代表と、ポルトガル代表は同日にホームでスウェーデン代表と対戦する。
【スコア】
フランス 0-0 ポルトガル
By サッカーキング編集部
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