逮捕されたギグス監督 [写真]=Getty Images
ウェールズサッカー協会(FAW)は3日、同国代表のライアン・ギグス監督に関する公式声明を発表した。
ギグス監督は現地時間1日の夜、恋人のケイト・グレビルさんに対する暴行および傷害の容疑で逮捕された。警察の取り調べを受けたあと、処分保留により釈放されている。なお、ギグス監督の代理人は同監督の容疑を否認しており、声明では警察への協力姿勢もアピールしていた。
ウェールズ代表は3日に11月の代表戦に臨むメンバーを発表する予定だったが、一連の報道を受けて発表は5日に延期された。そんななか、FAWは「ギグス監督が11月の代表戦キャンプに参加しないことで、同監督と双方同意に至った」ことを明らかにした。また、当該期間の3試合は、アシスタントコーチのロバート・ページ氏がギグス監督のサポートを受けつつ指揮をとることも発表されている。
ウェールズ代表は13日にアメリカ代表との国際親善試合を行い、15日にUEFAネーションズリーグ・グループステージ第5節のアイルランド代表戦、18日に第6節フィンランド代表戦を控えている。ネーションズリーグのリーグB・グループ4に所属するウェールズ代表は、勝ち点「10」の現在首位。残り2試合で首位を維持できれば次回大会でグループAに昇格できるが、2位フィンランドとの勝ち点差はわずかに「1」しか離れていない。
By サッカーキング編集部
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