HJKヘルシンキに所属するMF田中亜土夢(写真は2015年5月)[写真]=Getty Images
2020シーズンのヴェイッカウスリーガ(フィンランド1部)が4日に幕を閉じた。MF田中亜土夢が所属するHJKヘルシンキは2シーズンぶり30回目の優勝を達成。FW加賀山泰毅が所属するインテル・トゥルクは2位で終わった。
今季のヴェイッカウスリーガは4月に開幕予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期となり、7月から開幕。本来なら全22節のレギュラーシーズン後に、上位6チームと下位6チームに分かれてプレーオフを行うが、今季は新型コロナウイルスの影響で中止となった。
4日に行われた最終節ではHJKヘルシンキがインテル・トゥルクをホームに迎えて1-1で引き分けた。フル出場した田中は76分に味方のシュートのこぼれ球を押し込んで同点ゴールをマーク。加賀山はその直後の76分に途中出場し、今季ラストマッチで日本人対決が実現した。
なお、田中と加賀山の日本人対決は今季3度目の実現となった。初戦は7月17日に行われたリーグ戦第3節で、ホームのインテル・トゥルクが1-0で勝利した。第2戦は10月3日に行われたスオメン・カップ(フィンランド・カップ)決勝で実現し、HJKヘルシンキが2-0で勝利して3シーズンぶりに優勝を果たした。
HJKヘルシンキに復帰した田中は3シーズンぶりのヴェイッカウスリーガで19試合に出場し、3試合連続ゴールを含む計5ゴールを記録。カップ戦でも4試合に出場し、3シーズンぶりの2冠達成に貢献した。
今季からインテル・トゥルクに所属する加賀山は、リーグ戦22試合に出場して4ゴールをマーク。スオメン・カップでは5試合出場で2ゴールを記録。ヨーロッパリーグ予選にも出場し、今季は公式戦28試合出場で計6ゴールを挙げた。
By サッカーキング編集部
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