試合中にコロナ陽性が明らかになったヴィダ [写真]=Getty Images
クロアチアサッカー連盟(HNS)は11日、同国代表DFドマゴイ・ヴィダ(ベシクタシュ)が新型コロナウイルスの陽性判定を受けていたことを明かした。
クロアチア代表は、9日に行った検査で選手およびスタッフ全員の陰性を確認していた。同代表は11日の朝、14日に行われるUEFAネーションズリーグ第5節スウェーデン代表戦のため、再度検査を実施。この検査結果により、ヴィダの陽性が明らかになった。
だが、ヴィダは11日に行われた国際親善試合トルコ戦(3-3)に腕章を巻いてスタメン出場。陽性の一報がチームに届いたのは、ハームタイムのことだったという。同選手は後半に出場せず、再度検査を受けることになった。また、再検査の結果が明らかになるまで、同選手はストックホルムへ向かったチームと隔離され、トルコにとどまることにもなった。
HNSは12日、クロアチア代表の選手たちはスウェーデン代表との合意の上、13日にも追加の検査を受けると発表している。また、HNSはプロトコルを遵守していることを強調。さらに「これまで欧州サッカー連盟(UEFA)が行った600以上の試合で、試合中のウイルス感染の事例が記録されていません。そのことを考えると、試合中にあるチームから別のチームへとウイルスが感染するリスクは、存在しないとまでは言わないものの、最小限であることに言及しなければなりません」とも声明で述べている。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト