[写真]=アルビレックス新潟シンガポール
前半戦を終えて、アルビレックス新潟シンガポールは4勝2分1敗の勝ち点14で2位につけた。今節から早くも後半戦がスタート。23日間で7試合を戦う過密日程の先に2年ぶりのタイトルを見据えている。今節で対戦するゲイランインターナショナルは、対人能力に優れた選手がそろっているチーム。アルビSはいかにテンポよくボールを動かし、スペースを見つけてプレーできるかが鍵になる。アルビSのベンチにはシンガポール人MFイマン・ハキムが負傷から復帰。スターティングメンバーは前節と変わらず試合に臨んだ。
試合が動いたのは開始早々。2分、右サイドを上がった谷口遼弥がファールを受けてFKを得ると、これを土井智之が直接ゴールに沈め、アルビSが先制点を手にする。いきなりのアドバンテージを得たアルビSはその後も相手DFの背後のスペースを突いてチャンスを作る。19分には栗島健太のスルーパスから土井が抜け出してシュート。34分には橋岡和樹が右サイドを抜け出して谷口がヘディングシュート。どちらも枠を捉えることができず、追加点を得られない。落ち着いて試合を進めるアルビSだったが、前半終了間際にFKからマークを外されフリーでヘディングシュートを放たれる。ひやっとするシーンだったが、このボールは大川圭為がキャッチ。前半を1-0で折り返す。
後半に入ると、前線の選手を3人交代して攻勢を強めるゲイランと激しい肉弾戦の様相に。ゲイランFWカイラルやバリーと谷口、武田航太朗が激しく身体をぶつけボールを奪い合う。次第にセカンドボールをゲイランに拾われ始め、ロングボールで一気に前線にボールを運ぶゲイランにチャンスを作られるシーンが増えていく。アルビSはDF陣が身体を投げ出してゴールを守るが、ゲイランのパワープレーは続く。最大のピンチが訪れたのは82分。左サイドからペナルティエリアに侵入されると相手FWに強烈なシュートを放たれるが大川がファインセーブ。ゴールを割らせない。その後も2本シュートを放たれるが、アルビSは体を張って1点を守り切った。接戦をものにし、短期決戦のSPL 2020シーズンにおいて敵地で大きな勝点3を手にした。これで勝点はタンピネスにならび、得失点差で1位に立った。
次節は再びパワーのあるFWを擁するバレスティア カルサと対戦する。
2020 SPL第8節(アウェー)
【日時】
2020年11月13日(金) 19:45キックオフ
【対戦相手】
ゲイラン インターナショナルFC
【会場】
アワ タンピネス ハブ
【スコア】
ゲイラン インターナショナルFC:0
アルビレックス新潟シンガポール:1
【アルビレックス新潟シンガポール得点者】
3′ 土井 智之
■次節の予定
2020 SPL第9節(ホーム)
2020年11月17日(火) 19: 45キックオフ
vs バレスティア カルサFC
@ジュロンイーストスタジアム
By サッカーキング編集部
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