誕生日を前に髪色を変えたエンバペ [写真]=Getty Images
パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表FWキリアン・エンバペの新たなヘアスタイルが話題になっている。
12月20日に22歳の誕生日を迎える同選手は、髪の色を“青”に変更。髪色を変えるのは誕生日前の恒例行事で、昨年は“銀髪”になって世界中のファンを驚かせていた。
そこで今回は、自分の髪を個性的な色に染め上げた選手たちを紹介しよう。
[写真]=Getty Images
■ピンク:ネイマール(ブラジル代表)
今年2月、28歳の誕生日を前にしてネイマールが選んだヘアカラーはピンクだった。これも大きな反響を呼んだが、10日ほどですべて剃り落としてスキンヘッド姿に。髪の毛をピンク色に染めた際に、頭皮に大きなダメージを負ったのが理由と一部で報じられた。
■赤:ライアン・バベル(オランダ代表)
現在解説者として活躍する戸田和幸氏が2002年のFIFAワールドカップ日韓で披露した“赤モヒカン”も有名だが、それと同じくらい強烈なインパクトを与えたのがバベルの赤髪だろう。ベシクタシュに在籍していた2018年夏に髪の毛を真っ赤に染めると、ピッチ上で好プレーを連発。イメチェンの理由は明かされなかったが、オランダ代表でも活躍するなど彼に幸運をもたらした。
■金:ルーマニア代表
金髪は珍しいものではないが、1998年のフランスW杯に出場したルーマニア代表は世界中に衝撃を与えた。決勝トーナメント進出を決めた次の試合で、GKを除く選手全員が金髪で登場したのだ。丸刈りになっていたアンゲル・ヨルダネスク監督によると、「決勝トーナメントに進出したら、私は丸刈り、選手は金髪になると賭けをしていた」という。ただこれはチーム内だけの秘密だったようで、家族はあまりの変貌ぶりにショックを受けていたそうだ。
■紫:ジェローム・ボアテング(ドイツ代表)
今季のブンデスリーガ開幕前にファンを驚かせたのがボアテングだった。自身のインスタグラムで紫ヘアを披露し、「いいカラーだ」とコメント。昨季のチャンピオンズリーグに優勝できたらボアテングが、優勝できなかったら友人が髪を染めるという賭けをしていたという。「こんな良い理由があるなら、このヘアカラーも悪くないね」と、本人はご機嫌だった。
■銀:セルヒオ・アグエロ(アルゼンチン代表)
アグエロは2018年11月に行われたマンチェスター・ダービーを前に、髪の毛を銀色に染めた。兄弟からは止めるように忠告されていたようだが、「だからこそやってみた」という。すると、本番では決勝点を挙げてチームの勝利に貢献。イメチェンは大成功に終わった。
■オレンジ:ハビエル・エルナンデス(メキシコ代表)
“チチャリート”の愛称で知られるエルナンデスは、ウェストハムに在籍していた昨年5月に大胆なイメチェンを実行。髪の色をオレンジに染めた。SNS上では賛否両論あったようだが、「クレイジーと言う人はいるかもしれないけれど、他人のやったことについて、いちいち理由を理解する必要はないよね」と、本人は周囲の反応を気にしていない様子だった。
■青:ヴァグネル・ラヴ(元ブラジル代表)
本田圭佑のCSKAモスクワ時代の同僚として知られているラヴ。ロシアでは自慢のドレッドヘアをチームカラーの「青」に染めて、得点を量産していた。36歳となった現在はスキンヘッドになり、当時の面影こそないものの、カザフスタンのFCカイラトで活躍しているようだ。
■緑:タリボ・ウェスト(元ナイジェリア代表)
グリーンヘアの選手と言えば、元ナイジェリア代表DFのウェストだろう。2002年の日韓ワールドカップに出場した際にも、その独創的なヘアスタイルで多くのファンを楽しませてくれた。2018年には、イギリスのサッカー誌『FourFourTwo』が発表した「記憶に残る髪形ランキング」で見事1位を獲得。元コロンビア代表MFカルロス・バルデラマらを上回ってトップに輝いた。
■モンスターボール:ポール・ポグバ(フランス代表)
これまで様々なヘアスタイルに挑戦してきたポグバ。その中でも代表作の一つと言えるのが、2016年2月に披露した“モンスターボール”だろう。大人気ゲーム『ポケットモンスター』でポケモンを収納する際に使う定番アイテム「モンスターボール」をイメージして、赤と白の模様に染めたのだ。ナポリとの大一番を前に、「ナポリを“ゲット”したかった」というのがその理由。迎えた本番では1-0の勝利を手にした。
(記事/Footmedia)
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