ギリシャ1部のPAOKに加入したMF香川真司が29日からチーム練習に合流するようだ。クラブ公式サイトが28日に伝えた。
現在31歳の香川は、昨年10月に双方合意での契約解除でスペイン2部のレアル・サラゴサを退団。その後は無所属となり、3カ月以上も個別練習が続いたが、1月27日にギリシャの強豪PAOKへの加入が決まった。
クラブ公式サイトによると、香川は加入翌日の28日から個別練習を開始。27日のクラブ公式インタビューで「明日からサッカーに集中できる」と語っていたように、さっそく新天地で始動したようだ。
さらに、翌29日からは全体練習に合流し、新たなチームメイトたちと一緒にトレーニングを行う予定だという。同インタビューで「常にいい準備とトレーニングをしてきたので、早くピッチに立ちたい」と決意表明した香川。加入から2日後に、はやくも本格的なスタートを切る。
なお、27日付のドイツ誌『kicker』によると、PAOKのスポーツ・ディレクターを務めるドイツ人のオラフ・レッべ氏は同誌の取材に対し、「シンジは彼の経験とクオリティでチームを助けてくれるはずだ」とコメント。無所属の状態が長かったものの「彼はいい状態で、すぐに馴染むだろう」と早期活躍に期待しているため、香川のギリシャデビューはそう遠くないかもしれない。
ギリシャ・スーパーリーグ(1部)で現在4位のPAOKは27日に敵地で行われた第19節で首位のオリンピアコスに0-3で敗戦。次節は、31日に12位のパネトリコスをホームに迎える。
By サッカーキング編集部
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