自身のゴールを橋岡(右)とともに喜ぶ鈴木(左) [写真]=Getty Images
ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)第31節が6日に行われ、ワースラント・ベフェレンとシント・トロイデン(STVV)が対戦。FW鈴木優磨、DF橋岡大樹、GKシュミット・ダニエルはフル出場を果たした。なお、DF松原后とFW伊藤達哉は今節ベンチ外となった。
試合は開始早々にベフェレンが先制を果たすと、STVVは32分、左サイドのショートコーナーから、最後はファーで待ち構えていた鈴木が右足で押し込み、前半のうちに1-1の同点に追いつく。
後半に入ると、STVVは2点を追加して一気に逆転に成功。一方のベフェレンも1点を返して追いすがると、迎えた84分、右サイドを駆け上がった橋岡のグラウンダー性のクロスに、ゴール前の鈴木が右足で合わせ、相手を突き放すチーム4得点目を決めた。
このゴールによって鈴木は今季リーグ戦17得点目となり、ヨーロッパの主要1部リーグで日本人が記録したシーズン最多ゴール数を更新することとなった。また、今季あと1点を加えることができれば、STVVのシーズン最多得点記録者としてクラブの歴史に名を刻むこととなる。
試合はこのまま4-2で終了。リーグ戦2連勝を飾ったSTVVは、勝ち点「38」で暫定14位に順位を上げている。STVVは次節、FW伊東純也が所属する3位のヘンクとアウェイで対戦する。
By サッカーキング編集部
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