決勝で対戦するR・レオン(ポルトガル)とヴィルツ(ドイツ) [写真]=Getty Images
U-21EURO2021の準決勝2試合が開催され、勝利したU-21ポルトガル代表とU-21ドイツ代表が決勝に進出した。
ハンガリーとスロベニアによる共同開催のU-21EURO2021は、本来なら今年6月に開催される予定だったが、新型コロナウイルスの影響で1年延期となったEURO2020と日程がかぶるため、グループステージ(今年3月)と決勝トーナメント(今年5〜6月)の日程を分けて開催する変則的な大会となった。なお、今大会から出場枠が従来より4チーム増え、16チームが大会に参加している。
準決勝で対戦したのはスペインとポルトガル、そしてドイツとオランダだ。前回王者と対戦したポルトガルはスコアレスで迎えた80分、MFファビオ・ヴィエイラのクロスがスペインのDFホルヘ・クエンカに当たってオウンゴールとなり、先制に成功。この1点を守りきり、ラファエル・レオン(ミラン)、ディオゴ・ダロト(マンチェスター・U)らが牽引するポルトガルが、大会初優勝に王手をかけた。
一方、オランダと対戦したドイツは、開始から8分まででMFフロリアン・ヴィルツが2得点をあげてリードを奪う。その後1点を返されたものの、レヴァークーゼンでブレイクした逸材がもたらした得点で2-1と勝利し、決勝戦への進出を決めた。
ポルトガルとドイツの決勝戦は6日に行われる。
By サッカーキング編集部
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