U-24日本代表として東京五輪に出場した林 [写真]=Getty Images
ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のシント・トロイデンは8日、サガン鳥栖に所属するFW林大地の完全移籍でクラブ間合意に達した。8日、両クラブの公式サイトで発表されている。
林は今後、現地でのメディカルチェックを経て、正式契約を結ぶ予定。また、8月9日に行われる明治安田生命J1リーグ第23節FC東京戦の試合終了後、セレモニーが行われる。なお、シント・トロイデンにはすでにGKシュミット・ダニエルやDF橋岡大樹、FW鈴木優磨ら5人の日本人選手が在籍している。
現在24歳の林は2019年8月に鳥栖でプロデビューを飾ると、2020シーズンはJ1で31試合9得点を記録。2021シーズンもここまで同20試合4得点を記録し、3月にはU-24日本代表へ初招集された。その後、東京オリンピックの大会メンバー18人には選ばれなかったものの、規定変更でバックアップから登録メンバー入り。同大会グループA第3節フランス戦を除く5試合に出場を果たし、攻守に渡ってチームへの貢献を見せた。
初の海外移籍が決まった林は、鳥栖の公式サイトを通じて次のようにコメントしている。
「シーズン途中にもかかわらず、自分の想いを尊重し背中を押して送り出してくれたサガン鳥栖には感謝の気持ちしかありません。このクラブでプロのキャリアをスタートし、日々多くのことを学び、監督、選手をはじめ、かけがえのない仲間たちと共に戦えたこと、沢山のファン、サポーターの皆さまに温かく見守り、時には厳しく応援頂き、本当にプロサッカー選手として刺激のある毎日を過ごすことが出来ました。2年という短い期間でしたが、本当にありがとうございました!」
「海外初挑戦となるので、厳しい戦いが待っていると思いますが、オリンピックの悔しさもバネにして自分らしく全力でプレーし、チームの勝利に貢献できるよう頑張ります!引き続き応援よろしくお願いします!」
また、林はシント・トロイデンの公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「悔しい想いをしたオリンピックの直後に、新しい挑戦ができることを大変うれしく思います。シント・トロイデンは日本でもとてもなじみのあるクラブなので、ヨーロッパ挑戦の第一歩として頑張りたいと思います。自分のストロングポイントである、ゴールへの執念、ゴールに向かう姿勢、チームに活性化を持たらす全力プレーで、チームの勝利に貢献出来るよう頑張りますので応援宜しくお願い致します!」
By サッカーキング編集部
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