ポステコグルー監督(右)がFW古橋亨梧 (左)を称賛 [写真]=Getty Images
セルティックを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、本拠地デビュー戦でハットトリックの大活躍をみせた日本代表FW古橋亨梧を称えた。スコットランド紙『ヘラルド』が8日に伝えた。
セルティックは8日にスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第2節でダンディーFCと対戦し、6-0の大勝を収めた。リーグ戦初先発の古橋は20分に先制点を決めると、25分にも追加点を挙げて前半だけで2ゴールをマーク。 67分には自身3点目を挙げてハットトリックを達成し、本拠地セルティック・パーク初出場で圧巻の活躍をみせて、今季リーグ戦初白星に大きく貢献した。
試合後、ポステコグルー監督はハットトリックを達成した古橋について、「信じられないようなことだし、もう2ゴールぐらい決められたかもしれない」と語り、「過去3〜4年で私が見てきた彼の能力を、みんなが見ただろう。それはゴールだけではなく、彼の動きやハードワークへの意欲といったものだ」と守備面での貢献についても称えた。
「彼は相手選手を封じていたが、むしろそれによって彼という選手をより知れると思う。ファンもそれを高く評価するだろう。ゴールを決めるのも素晴らしいことだが、彼の守備面での努力を見れば、ファンは彼がこのユニフォームのために戦っていることをわかるはずだ」
ポステコグルー監督は今夏に横浜F・マリノスを退団し、スコットランドの強豪セルティックの指揮官に就任した。現在26歳の古橋も今夏にヴィッセル神戸からセルティックに移籍。7月31日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ開幕節のハート・オブ・ミドロシアン(ハーツ)戦に途中出場し、新天地デビューを飾った。その5日後の8月5日に行われたヨーロッパリーグ(EL)予選のヤブロネツ(チェコ1部)戦では移籍後初先発で初ゴールを決めていた。
セルティックは次戦、13日にEL予選3回戦セカンドレグでヤブロネツをホームに迎える。
By サッカーキング編集部
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