荒木(左)と中野(右)がランクイン [写真]=兼子愼一郎、Getty Images
スイスの『スポーツ研究国際センター(CIES)』は23日、トップチーム・A代表で最も多くのプレー経験を積んだ10代の選手をランキング形式で紹介した。
20歳の誕生日を迎えていない全世界のサッカー選手が対象。2021年1月1日〜2021年8月16日までの公式戦の出場時間を参考とし、所属クラブや出場した大会のレベルも考慮してランク付けされている。
1位はやはり、バルセロナの逸材MFペドリとなった。昨季にラス・パルマスから加入後、瞬く間にトップチームの中心選手となり、16日までにクラブで公式戦33試合に出場。また、スペイン代表ではEURO2020など10試合に出場し、東京オリンピックも全6試合に出場していた。
2位は期間内に36試合に出場して10ゴールを挙げたマンチェスター・Uのイングランド代表FWメイソン・グリーンウッドになった。3位にポルトガル代表DFヌーノ・メンデス(スポルティング)、4位にオランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフ(アヤックス)が続いている。
また、Jリーグからは、鹿島アントラーズのMF荒木遼太郎とサガン鳥栖のDF中野伸哉がトップ100にランクイン。今季公式戦で10得点を挙げている荒木は、バイエルンのドイツ代表FWジャマール・ムシアラらと同じく36ポイントを稼ぎ、53位となった。対象期間に25試合出場を果たした中野は99位となっている。
CIESが発表したトップ10と100位以内にランクインした主な選手は以下の通り。
※()内は現所属クラブ/国籍/ポイント/出場時間
1位 ぺドリ(バルセロナ/スペイン/100点/3827分)
2位 メイソン・グリーンウッド(マンチェスター・U/イングランド/75点/2327分)
3位 ヌーノ・メンデス(スポルティング/ポルトガル/73点/2167分)
4位 ライアン・フラーフェンベルフ(アヤックス/オランダ/70点/2790分)
5位 マテウス・マルティネッリ(フルミネンセ/ブラジル/69点/2898分)
6位 ゴンサロ・イナシオ(スポルティング/ポルトガル/66点/1681分)
7位 ブカヨ・サカ(アーセナル/イングランド61点/2470分)
8位 ファブリシオ・ディアス(リベルプール/ウルグアイ/59点/2478分)
9位 ジェレミー・ドク(レンヌ/ベルギー/58点/2042分)
10位 ジュード・ベリンガム(ドルトムント/イングランド/57点/2169分)
11位 フロリアン・ヴィルツ(レヴァークーゼン/ドイツ/56点/1719分)
13位 ジオヴァニ・レイナ(ドルトムント/アメリカ/55点/1794分)
14位 エドゥアルド・カマヴィンガ(レンヌ/フランス/53点/1657分)
16位 パペ・サール(メス/セネガル/52点/1814分)
32位 ティアゴ・トマス(スポルティング/ポルトガル/44点/1418分)
35位 カイオ・ジョルジ(ユヴェントス/ブラジル/41点/2231分)
43位 マイケル・オリーズ(クリスタル・パレス/フランス/38点/1889分)
44位 イライクス・モリバ(バルセロナ/スペイン/38点/1148分)
51位 ファビオ・シウヴァ(ウルヴァーハンプトン/ポルトガル/36点/1149分)
52位 クリストス・ツォリス(ノリッジ/ギリシャ/36点/1833分)
53位 荒木遼太郎(鹿島アントラーズ/日本/36点/1767分)
54位 ジャマール・ムシアラ(バイエルン/ドイツ/36点/835分)
67位 ヨシュコ・グヴァルディオール(ライプツィヒ/クロアチア/32点/2091分)
71位 テイラー・ハーウッド・ベリス(アンデルレヒト/イングランド/31点/2016分)
77位 アンデル・バレネチェア(レアル・ソシエダ/スペイン/30点/990分)
99位 中野伸哉(サガン鳥栖/日本/27点/1437分)
By サッカーキング編集部
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