クロアチア代表としてチームメイトだったモドリッチとマンジュキッチ [写真]=Getty Images
レアル・マドリードに所属するクロアチア代表MFルカ・モドリッチが、元同代表FWマリオ・マンジュキッチについて自叙伝の中で言及している。5日付けでスペイン紙『マルカ』が伝えた。
3日に現役引退を表明したマンジュキッチだが、クロアチア代表として長くともにプレーしてきたモドリッチは著書『My Game』の中で「マリオは特殊な男だ。彼は不機嫌そうに見えることがあり、彼をよく知らない人は本当に気分屋な人間だと思うだろう」と綴った。
また、過去に関係性が悪化したというエピソードについても言及。「ブラジルワールドカップ出場をかけたプレーオフでアイスランドを訪れたとき、ホテルのエレベーターの前でマリオに会ったんだ」という当時について「僕はいつものように『さあマリオ、今日は頑張ろう』と言った。しかし彼は『自分を見つめろ、俺のことは放っておけ』と言い放ち、その反応は僕を驚かせた」「マリオとはいつも良い関係を築いていた、それまでは常に連絡を取り合うほどね。しかし、その後は沈黙が訪れ、関係性は冷え切ってしまった」と明かしている。
しかし、同著には互いに話し合い問題が解決されたことも記されている。モドリッチは「僕はタイミングを見計らって、会話を始めた。僕たちがもう親密な関係でないことをどれだけ残念に思っているかを伝えたかったんだ」「僕たちは素直に話をし、氷が溶けていくことを実感した。それはどこからともなくやってきた問題だった」とつづり、現在はマンジュキッチと良好な関係性があることも明かした。
By サッカーキング編集部
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