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スリナム副大統領に八百長疑惑…60歳で公式戦出場後、対戦相手に賄賂か

2021.09.24

[写真]=Getty Images

 スリナムのロニー・ブランズワイク副大統領に、サッカーの試合で八百長行為を行なった疑いがかかっている。24日、フランス紙『レキップ』が報じた。

 現在60歳のブランズワイク副大統領は、スリナム1部リーグのインテル・ムーンゴタプーでオーナーを務めており、自身も選手として同クラブでプレーしてきた。副大統領は先日、選手として初めて公式戦のピッチに立って“プロデビュー”を果たしたが、その試合で八百長を行なったとの疑いが浮上している。

 インテル・ムーンゴタプーは21日、北中米カリブ海サッカー連盟が主催するCONCACAFリーグのラウンド16ファーストレグでCDオリンピア(ホンジュラス)と対戦した。ブランズワイク副大統領は背番号「61」を背負って先発出場。副大統領は53分までピッチに立ち、息子のダミアン・ブランズワイクとともにプレーしたが、チームは0-6で敗れた。

 すると試合後、ブランズワイク副大統領がCDオリンピアの選手たちに金銭らしき物を手渡す様子がSNS上で話題に。CONCACAFはSNS上で拡散されている動画について「非常に懸念している」と述べ、正式な調査に乗り出している。

 なお、ブランズワイク副大統領は麻薬密売の容疑でインターポール(国際刑事警察機構)から指名手配されている。そのためにスリナムから出国できず、ホンジュラスで行われるセカンドレグには出場できない。

By サッカーキング編集部

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