ズラトコ・ダリッチ監督が契約延長 [写真]=Getty Images
クロアチアサッカー連盟(HNS)は8日、クロアチア代表を率いるズラトコ・ダリッチ監督との契約延長を発表した。新契約は2024年夏にドイツで行われるEURO2024までとなる。
現在55歳のダリッチ監督は母国のリエカやスラヴェン・ブルポ、アル・ファイサリー(サウジアラビア)、アル・ヒラル(サウジアラビア)、アル・アイン(UAE)などで監督を歴任。2017年10月からクロアチア代表を率いている。
最終節が初陣となったFIFAワールドカップロシア2018欧州予選グループIを2位で終えると、欧州プレーオフを経て2大会連続となるW杯出場を決めた。ロシア大会本戦ではクロアチア代表を史上初のW杯決勝に導き、フランス代表に2-4で敗れたが、史上最高位の2位で大会を終えた。
EURO2020予選ではグループEを首位で通過し、5大会連続となるEURO出場に導いた。本戦ではグループステージを突破したものの、決勝トーナメント1回戦でスペイン代表に敗れて敗退した。
2021年3月から行われていたFIFAワールドカップカタール2022欧州予選では、初戦でスロベニアに敗れて黒星発進となったが、その後は9戦無敗。最終節でロシア代表との直接対決を制し、首位でカタールW杯へのストレートインを決めた。
ダリッチ監督は契約延長に際し、HNSの公式サイトを通じて次のようにコメントしている。
「何度も申し上げていますが、私にとってクロアチア代表チームを率いること以上に素晴らしい仕事はありません。この仕事には大きな責任とプレッシャーが伴いますが、この数カ月間で私たちが正しい道を歩んでいることを確信し、大きなエネルギーと野心を感じています。 EURO2024の出場権を獲得すれば、忘れられない雰囲気とファンのサポートが得られると確信しており、このイメージが私にとって仕事を続ける大きなモチベーションになっています」
By サッカーキング編集部
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