神戸のフィンク元監督がラトビアへ [写真]=兼子愼一郎
リガFC(ラトビア1部)は4日、ドイツ人指揮官トルステン・フィンク氏の新監督就任を発表した。なお、ヴィッセル神戸時代に同監督のヘッドコーチを務めていたセバスチャン・ハーン氏は、アシスタントコーチに就任する。
現在54歳のフィンク氏は、現役時代にバイエルンなどで活躍。引退後の2006年から指導者キャリアを歩み始め、バーゼル(スイス)やハンブルガーSV(ドイツ)、APOEL(キプロス)、アウストリア・ウィーン(オーストリア)、グラスホッパーなどでも監督を務めた。
2019年6月から2020年9月にかけては、神戸を指揮。2019シーズンの天皇杯を制してクラブ史上初のタイトル獲得に導き、2020シーズンはFUJI XEROX SUPER CUP(現FUJIFILM SUPER CUP)を制した。しかし、同シーズン途中、「家族の下に戻るという決断」を下して神戸の監督を退任していた。
約1年4カ月ぶりに現場復帰を果たしたフィンク氏が率いるリガFCは、2014年に創設された。2018シーズンから2020シーズンにかけてはヴィルスリーガ(1部リーグ)で3連覇を達成。しかし、2021シーズンは8チーム中4位に終わっていた。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト