アフリカ杯で2度試合が中断 [写真]=Anadolu Agency via Getty Images
12日に行われたアフリカ・ネーションズカップのグループステージ第1節チュニジア代表対マリ代表の一戦でトラブルが発生した。同日、イギリスメディア『BBC』が報じている。
この試合ではスコアレスで迎えた48分にマリ代表が先制。その後77分にはチュニジア代表がPKを獲得するがこれを失敗。すると85分、主審によって試合終了のホイッスルが鳴らされた。
チュニジア代表側の抗議の後に試合は再開。しかし試合の中断を含め、VARの介入やPK、退場者など様々なイベントがあったものの、アディショナルタイムが設けられないどころか89分47秒に再びフルタイムの笛が鳴った。再びチュニジア代表側が猛抗議するも、直後に試合は再開されなかった。
その20分後、マリの監督の試合後の記者会見中に大会関係者が試合を終了させるよう命じ、試合続行が決定。しかしチュニジア代表選手は抗議の意からピッチに姿を現さず、マリの1-0での勝利が決定した。
この試合はザンビア人レフェリーが主審を担当し、同レフェリーは2018年のワールドカップで日本対ポーランドの一戦などでも笛を吹いた経験を持つ。
By サッカーキング編集部
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