モロッコ代表招集外がつづくツィエク(写真は2019年) [写真]=Getty Images
モロッコ代表を率いるヴァイッド・ハリルホジッチ監督が、チェルシーに所属する元同国代表FWハキム・ツィエクを糾弾した。3日、イギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。
ハリルホジッチ監督が率いるモロッコ代表はアフリカネーションズカップ(AFCON)・グループIを2勝1分の首位で通過すると、1月25日に行われた決勝トーナメント・ラウンド16マラウイ代表戦でFWユセフ・エン・ネシリとDFアクラフ・ハキミのゴールで逆転勝利を飾った。しかし、1月30日に行われた準々決勝エジプト代表戦では延長戦の末、1-2で敗北。モロッコ代表はベスト8で大会から去ることになった。
ツィエクはこれまでにモロッコ代表として40試合に出場し17ゴールを記録している。しかし、ハリルホジッチ監督が同選手の行動に苦言を呈すると、ツィエクも自身の公式SNSで反論。昨年6月以降、招集外が続いている同選手について、ハリルホジッチ監督は「チームのバランスを崩すような選手は、例えリオネル・メッシという名前であっても選ばない」と旗幟鮮明。続けて「ツィエクの振る舞いは選択外。彼はトレーニングをしたがらないし、プレーもしたがらない。真剣に取り組んでいないんだ。彼に戻ってくるように懇願するつもりはない」と明言した。
また、AFCONベスト8で敗退したことについて、ハリルホジッチ監督は「私が選んだ選手たちは、この国で最高の選手たち。 選手の質が劣っていたのではなく、チャンスがなかったのだ」と胸中を明かした。
By サッカーキング編集部
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