シカゴ・ファイアーへの移籍が決定したシャチリ [写真]=Getty Images
リヨンに所属するスイス代表MFジェルダン・シャチリが、メジャーリーグ・サッカー(MLS)のシカゴ・ファイアーに完全移籍で加入することが決定した。9日、両クラブが発表している。
現在30歳のシャチリはバーゼルの下部組織出身で、2009年にトップチームデビューを果たした。2012年にバイエルンに移籍後、インテルやストークでのプレーを経て、2018年にリヴァプールへと加入。チャンピオンズリーグ(CL)やプレミアリーグ制覇を経験すると、昨年8月に3年契約でリヨンに完全移籍で加入した。今シーズンはここまで公式戦16試合に出場し、2ゴール3アシストを記録していたが、わずか半年でクラブを去ることとなった。
リヨンの発表によると、シャチリの移籍金は700万ユーロ(約9億2000万円)になったという。また、シカゴ・ファイアーは金額については発表していないものの、クラブ史上最高額の移籍金であることを明らかにしている。なお、同選手はシカゴ・ファイアーと2024年12月31日までの契約を締結。背番号は「10」に決定した。
シカゴ・ファイアーのスポーティングディレクターを務めるゲオルグ・ハイツ氏はクラブ公式サイトで「ジェルダンは試合を変えられる選手で、私たちのサポーターやシカゴという街に喜びを与える人物だ。彼の年代ではスイスで最も優れた選手の一人で、クラブにとって非常に重要な時期に加入し、私たちの目指しているものを十分に理解もしてくれた。彼と彼の家族をシカゴに迎えることを楽しみにしている」と獲得した喜びを語った。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト