ハイバーニアンとセルティックが対戦した [写真]=Getty Images
スコティッシュ・プレミアシップ第28節が27日に行われ、日本人4選手が所属するセルティックは敵地でハイバーニアンと対戦した。
24日に行われたヨーロッパカンファレンスリーグではボデ・グリムト(ノルウェー)に敗れて敗退したものの、リーグ戦では21戦負けなし、8連勝中と絶好調の首位セルティック。ハイバーニアン戦ではMF旗手怜央とFW前田大然が先発し、MF井手口陽介がベンチスタートとなった。FW古橋亨梧は負傷の影響でメンバーから外れた。
セルティックは14分に決定機。ジョタの正確なフィードに抜け出したリエル・アバダがループシュートでゴールを狙うが、わずかに枠を外れる。その後もセルティックは押し込む展開が続くが、ハイバーニアンの守備をこじ開けられず、試合はスコアレスで折り返す。
粘り強く戦うハイバーニアンは、81分にこの試合最大の決定機を迎える。ハーフウェーライン付近で相手の進攻を止めたDFジョシュ・ドイグは、力強いドリブルで前進して単独でボックス内まで運ぶ。ペナルティエリア左でシュートを放ったが、枠をとらえることはできなかった。
セルティックは90分、右からジョタが折り返し、ゴール前のアバダが右足アウトサイドで合わせたが、惜しくも枠に持っていくことはできない。後半アディショナルタイム4分にはスルーパスに抜け出した旗手がペナルティエリア右から折り返すが、ジョタの頭にはわずかに届かない。
試合は結局、両者に得点が生まれないまま終了。ハイバーニアンのゴールをこじ開けられなかったセルティックは、リーグ戦での連勝が「8」で止まった。前田と旗手はフル出場し、井手口に出番はなかった。
セルティックは次節、3月2日にホームでセント・ミレンと対戦する。
By サッカーキング編集部
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