スポーツ仲裁裁判所(CAS)が、ロシアサッカー連合(RFS)の訴えを退けた [写真]=Getty Images
スポーツ仲裁裁判所(CAS)は15日、国際サッカー連盟(FIFA)および欧州サッカー連盟(UEFA)主催大会において、ロシアのクラブと代表チームを出場停止処分にするという両連盟の措置を一時凍結するよう求めていたロシアサッカー連合(RFS)の訴えを退けた。15日に、CASの公式サイトが発表している。
ウクライナへの侵攻を受けて、2月28日にFIFAおよびUEFAは共同声明を発表。主催する全大会において、ロシアのクラブと代表チームを出場停止処分にする措置を講じた。RFSはこれを不服としてCASに措置の一時凍結を求めていたが、CASはUEFA主催大会におけるロシアのクラブと代表チームについて公式サイトで以下のように発表している。
「CASは、ロシアのクラブと代表チームを主催大会から除外するというUEFA執行委員会の決定について執行停止を求めていたRFSの要請を却下した」
なお、今回のCASの発表ではFIFAの措置に対する裁定について触れられておらず、裁定結果は近く発表される見通し。
By サッカーキング編集部
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