ロシアサッカー連合(RFS)が、FIFAへの不服申し立てを取り下げた [写真]=Getty Images
スポーツ仲裁裁判所(CAS)は5日、ロシアサッカー連合(RFS)が国際サッカー連盟(FIFA)主催大会におけるロシアのクラブと代表チームの出場停止措置に対する不服申し立てを取り下げたことを公式サイトで発表した。
ウクライナへの侵攻を受けて、2月28日にFIFAおよび欧州サッカー連盟(UEFA)は共同声明を発表。主催する全大会において、ロシアのクラブと代表チームを出場停止処分にする措置を講じた。RFSはこれを不服としてCASに措置の一時凍結を求めていたが、CASは3月15日にUEFAの措置を支持。同月の18日には、FIFAの措置も支持することを発表していた。
今回の発表によると、RFSは3月30日時点でCAS裁判所事務局への上訴を取り下げていた模様。CASは「この手続きについては間もなく終了する予定である」と声明を発表している。
ロシア代表は、すでにFIFAワールドカップカタール2022欧州予選プレーオフ準決勝のポーランド代表戦についてFIFAから不戦敗扱いとされており、本大会不出場が決定している。
By サッカーキング編集部
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