悔しさをバネにすると誓ったポステコグルー監督 [写真]=Getty Images
セルティックを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が17日に行われたスコティッシュ・カップ準決勝レンジャーズ戦を振り返った。同日、クラブ公式サイトが伝えている。
スコティッシュ・カップ王座奪還を目指すセルティックは、17日に行われた準決勝でレンジャーズと対戦。今シーズン4度目の“オールド・ファーム”に臨んだセルティックは64分にDFクレッグ・テイラーが決めて先制に成功した。しかし、78分に試合を振り出しに戻されると、1-1のまま延長戦に突入し、114分にオウンゴールで逆転を許してしまう。試合はこのまま1-2で終了し、セルティックはベスト4で姿を消した。
レンジャーズに敗北を喫して、国内の公式戦無敗記録が33試合でストップしたセルティック。宿敵に苦杯を嘗めさせられたポステコグルー監督は「我々はがっかりしている。残念なことに、今日はチャンスを生かせなかった」と悔恨。続けて「典型的な準決勝で、非常にタイトな展開だった。両チームとも見せ場があり、延長戦でチャンスを生かしたのは彼らの方。残念ながらそれが勝負を決めてしまった」と勝敗を隔てたプレーに言及した。
スコティッシュ・カップ王座奪還の夢は潰えたものの、スコティッシュ・プレミアシップでは首位に立つセルティック。2位につけるレンジャーズとの勝ち点差が「6」の中で迎えるラスト5試合に向けて、ポステコグルー監督は「今シーズン、私たちは多くのチャレンジをしてきたけど、今回もその一つ。自分たちを憐れんでいる場合ではない。自分たちを奮い立たせ、次の試合にのぞまなければならない。この悔しさをバネに、次の数試合で何が起こるか、しっかりと見極める必要がある」と胸中を明かしている。
By サッカーキング編集部
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