セネガル戦でPKを妨害されたサラー [写真]=Getty Images
国際サッカー連盟(FIFA)がセネガルサッカー連盟に対し、罰金と1試合の無観客試合処分を科した。2日にFIFAが公式サイトで発表している。
問題となっているのは、3月29日に行われたFIFAワールドカップカタール2022 アフリカ最終予選セカンドレグのエジプト代表戦での観客の行為。特に、エジプト代表FWモハメド・サラー(リヴァプール)が緑色のレーザーポインターを顔面に当てられてPKを外してしまった場面は、物議を醸すことになった。
FIFAは「競技場への侵入、物の投げ込み、花火の点灯、レーザーポインターの使用、スポーツイベントにふさわしくないメッセージを伝える物の使用=侮辱的なバナー」など、既存の安全規則を実施せず、競技場内の法と秩序が維持されなかったことを理由に、セネガルサッカー連盟に対する処分を決定。17万5000スイスフラン(約2331万円)の罰金、および公式戦1試合の無観客試合処分を科した。
なお、PK戦の末にエジプト代表を下したセネガル代表は、2大会連続3度目となるW杯出場権を獲得している。
By サッカーキング編集部
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