ユヴェントス監督時代のピルロ氏 [写真]=Getty Images
元イタリア代表MFアンドレア・ピルロ氏が、トルコのクラブチームの監督就任に近付いているようだ。5日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。
現在43歳のピルロ氏は現役時代、インテルやミラン、ユヴェントスなどでプレーし、セリエAで通算493試合に出場し58ゴール94アシストを記録。イタリア代表としても116試合に出場し13ゴールを記録するなど輝かしいキャリアを築いた。
2017年に現役を退いてからは指導者に転向。2020-21シーズンにはマウリツィオ・サッリ氏の監督解任を受けて、ユヴェントスの監督に就任。監督としての初年度でチームをコッパ・イタリア制覇に導いたが、セリエAでは優勝を逃す結果に終わり、シーズン終了後に監督を解任されていた。その後、複数のクラブへの監督就任が噂されたが、どれも実現には至らなかった。
そんなピルロ氏がこの度、スュペル・リグ(トルコ1部リーグ)に所属するファティ・カラギュムリュクの監督就任に近付いているようだ。報道によれば交渉は順調に進んでおり、金銭面でも合意に達しつつあるという。現地時間6日にピルロ氏とクラブ関係者との間で電話会談が行われ、最終的な条件について話し合いを行う予定だとされている。
就任間近とされているファティ・カラギュムリュクは、イスタンブールを本拠地とするクラブチームで、2019-20シーズンにトップリーグ昇格を果たした。今シーズンのリーグ戦は20チーム中8位の成績で終えている。また、ファティ・カラギュムリュクには元イタリア代表FWファビオ・ボリーニや、元イタリア代表GKエミリアーノ・ヴィヴィアーノといったピルロ氏と同郷の選手たちも所属している。ピルロ氏の監督キャリアはトルコの地で再開されることとなりそうだ。
By サッカーキング編集部
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