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アルビレックス新潟シンガポールが2戦連続の大量得点で圧勝

2022.06.20

 入場制限撤廃後、最初の週末開催となった第11節。メインスタンドだけでなく、バックスタンドにかけてもたくさんのファンが詰めかけた。

 試合前にはチアダンススクール生がパフォーマンスを披露し、スタジアムを盛り上げる。すると、その高揚感に押されるかのようにキックオフからあっという間にアルビレックス新潟シンガポールが先制する。
 
 前半2分、ピッチ中央付近から小林幹、杉田、大森とつないで、クロスを上げる。ナズラルに当たって軌道が変わったボールに李忠成が反応。角度のないところから技ありのヘディングシュートでリーグ4点目を記録する。

 いきなりの先制点にスタンドからはウェーブが起こるなど、完全にコロナ以前の熱気を取り戻したジュロンイーストスタジアムで選手たちは躍動していく。

 18分、角田のパスにスピードを上げて走り込んできた杉田がPA内でナズラルに倒されPKを獲得する。蹴るのはチームのトップスコアラー田中。ゴール左へと確実に決めて、リードを広げる。

 ハーフタイムを挟んでも勢い止まらぬアルビSは53分、針谷のインターセプトから角田が田中の裏抜けに絶妙なボールを差し込む。完全に抜け出す形となった田中は並走していたフリーのイルハンへラストパス。右足で軽く合わせて勝負を決定づける3点目を決める。

 その3分後、田中が今度は出津のパスに抜け出すと、ワントラップから左足でボレーパス。少し浮いたボールにも杉田が飛び込みながら足で合わせてスコアは4ー0に。

 さらに65分、大森がボールを持ち運んで出津へと預ける。ファーサイドへボールを送ると、杉田がワントラップから折り返す。これを田中がスルーすると、出津がフリーとなってゴールへと流し込む。

 その後はザマニや田中を代えてニッキーやファイロスを投入。イルハンと合わせてシンガポール人アタッカー3人が同時にピッチに立ってチームを牽引していく。

 さらなるゴールを奪うことはできなかったが、追撃も許さず5ー0で試合が終了。2試合連続となる5得点以上、実に8試合ぶりとなるクリーンシートを今季最多のサポーターに届けた。

 次節は24日(金)、勝ち点6差で首位に立つセイラーズとアウェイ、ジャランベサルスタジアムで対戦する。


2022 SPL第11節(ホーム)

【日時】
2022年6月19日(日) 17:30キックオフ

【対戦相手】
ホーガン ユナイテッドFC

【会場】
ジュロンイーストスタジアム

【スコア】
アルビレックス新潟シンガポール:5
ホーガン ユナイテッドFC:0
(前半2-0, 後半3-0)

アルビレックス新潟シンガポール得点者】
2′ 李 忠成
19′ 田中 幸大
53′ イルハン ファンディ
56′ 杉田 将宏
65′ 出津 真哉

■次節の予定
2022SPL第12節(アウェイ)
2022年6月24日(金) 19:45キックオフ
Vs ライオンシティ セイラーズFC
@ジャランベサル スタジアム

By サッカーキング編集部

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