ベンフィカ加入が決定したネレス(写真は2021年9月のもの) [写真]=Getty Images
ベンフィカは20日、シャフタールからブラジル代表FWダヴィド・ネレスを完全移籍で獲得したことを発表した。
発表によると、ベンフィカはネレスと2027年6月30日までとなる5年契約を締結。なお、移籍金は明らかになっていないものの、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、1500万ユーロ(約21億円)になるという。
現在25歳のネレスは、母国のサンパウロの下部組織出身で、2016年にトップチームデビュー。2017年1月に加入したオランダの名門アヤックスでブレイクを果たすと、同クラブでは公式戦通算179試合に出場し、47ゴール41アシストを記録した。しかし、2021-22シーズンは定位置の座を失い、途中出場が主になっていたことで今年1月にシャフタールへの完全移籍を決断したものの、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の影響で、移籍後は一度もピッチに立つことができず、国外への退避を余儀なくされていた。
ベンフィカへの加入が決定したネレスはクラブ公式サイトで「誰もがポルトガルを話す国に来ることができて良かった。クラブとサインすることができて嬉しく思っている。ベンフィカはヨーロッパ、そして世界のビッグクラブだ。ベンフィカの強さやクラブの素晴らしさは誰もが知っている。僕が大好きなサッカーをもう一度プレーできる機会を得られて幸せだ」と喜びのコメントを発表している。
By サッカーキング編集部
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