去就注目のデ・ケテラーレ [写真]=Getty Images
クラブ・ブルッへのベルギー代表MFシャルル・デ・ケテラーレは、ミランへの移籍を希望しているようだ。6日、オランダメディア『HLN』が報じている。
同メディアによると、デ・ケテラーレはミランのパオロ・マルディーニTD(テクニカルディレクター)並びにステファノ・ピオリ監督と会談をし、ミラン行きの意思を固めたとのこと。しかしながら、クラブ・ブルッへとミランのクラブ間ではまだ条件面で大きな隔たりがあり、選手自身も今後の数週間で着地点を見つけることを望んでいると伝えられている。
また、デ・ケテラーレを巡ってはリーズも獲得を希望。クラブ・ブルッヘに対し、ボーナス込みの移籍金3000万ユーロ(約42億円)という具体的なオファーを提示。この後の交渉次第では、3500万ユーロ(約50億円)に金額をアップした入札を行う可能性についても報じている。
しかしながらデ・ケテラーレ自身は、2021-22シーズンのプレミアリーグで降格と隣り合わせの状況(最終節の勝利で17位浮上のギリギリで残留)だったリーズでのプレーに難色を示しているとのこと。ここまで口にはしていないが、リーズ行きはデ・ケテラーレの中で除外されていると報道されている。
現在21歳のデ・ケテラーレは、クラブ・ブルッヘの下部組織出身。2019年夏にトップチームへ昇格し、2021-22シーズンのジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー国内リーグ)では33試合出場で14ゴール7アシストをマークした。また、ベルギー代表でも2020年11月11日の親善試合スイス戦でデビュー。これまでに8試合の出場歴がある。
注目される「ベルギーの新星」の行方。決断や如何に。
By サッカーキング編集部
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