アーセナルから3選手の退団が近づく [写真]=Getty Images
アーセナルから3選手の退団が近づいているようだ。2日、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が、自身の『Twitter』で伝えている。
ロマーノ氏によると、ウルグアイ代表MFルーカス・トレイラ、ドイツ代表GKベルント・レノ、スペイン人DFパブロ・マリの3選手が退団に近づいているとのこと。トレイラはガラタサライ行きが濃厚で、クラブ間合意を待っている最中。そして、レノは移籍金800万ポンド(約13億円)でフルアムへの移籍がまもなく成立し、今日2日にもメディカルチェックを受診すると伝えられている。
また、この2人に続いて退団するのはマリとされ、モンツァとヴェローナのイタリア勢が関心を寄せているとのことだ。
トレイラは2018年夏にサンプドリアから加入。これまでのアーセナルに不在だった、守備力の高いセントラルMFとして期待されており、2018-19シーズンはリーグ戦34試合に出場。しかし、それ以降は出番を減らし、2020-21シーズンからは2年連続でローン移籍していた。
レノも2018年夏にレヴァークーゼンから移籍。2018-19シーズンから、2020-21シーズンまでは負傷離脱期間を除き、アーセナルの絶対的守護神として君臨。脆弱すぎるDFラインを支える孤軍奮闘の活躍を見せていた。しかし、2021-22シーズンはより足元の技術に優れたイングランド代表GKアーロン・ラムズデールにポジションを奪われ、リーグ戦4試合の出場に留まっていた。
マリは、ミケル・アルテタ体制最初の移籍市場で獲得されたセンターバック。2020年冬にフラメンゴから加入し、主にバックアッパーとしてチームを支えた。2022年冬にウディネーゼへとローン移籍した。
転換期のアーセナルを支えた3選手との別れが近づいている。選手本人たちには、大きな感謝とこれからの多幸を祈るばかりだ。
By サッカーキング編集部
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