アルカセルがシャルージャに移籍! [写真]=Getty Images
UAEのシャールジャFCは19日、スペイン代表FWパコ・アルカセルが加入したことを発表。背番号は「9」で、複数の報道によると2025年6月末までの3年契約を締結したと伝えられている。
現在28歳のアルカセルは、バレンシアの下部組織出身。2011年夏にトップチームへ昇格すると、2012-13シーズンはヘタフェにローン移籍。その後3シーズンに渡ってバレンシアでプレーした後、2016年夏にバルセロナへと移籍した。2018年にはドルトムントにローン移籍で加入し、途中出場15試合にも関わらず、リーグ戦で18ゴールを挙げるというまさに“スーパーサブ”の役割でチームに貢献した。その後2020年冬にビジャレアルへ移り、スペイン国内復帰を果たしていた。
なお、アルカセルを巡っては17日にビジャレアルとシャールジャの間でローン移籍成立が発表されていたものの、それは取り消しに。その後、所属元ビジャレアルとの契約も解除し、改めてシャールジャに“完全移籍”で加入したと報じられている。
アルカセルはシャールジャ加入を発表後、自身の『Twitter』を更新している。
「ありがとうビジャレアル! 素晴らしいチームメイトと忘れられない時間を過ごせたよ! そして、これからはシャールジャにフォーカスし、このユニフォームで3年間ベストを尽くす時だ。UAEで家族と共にこの素晴らしい経験を楽しめると確信しているよ!」
シャールジャは、UAE国内リーグを6度制している強豪チーム。2021-22シーズンはアル・アインに次ぐ2位フィニッシュを達成。同チームには、かつて鹿島アントラーズやベンフィカに所属していたMFカイオも所属している。
ラ・リーガでは通算208試合で54得点を挙げた実績を持つアルカセル。初となるアジアの舞台でどのような活躍を見せるのか。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト