デレ・アリがベシクタシュに期限付き移籍 [写真]=Getty Images
エヴァートンに所属する元イングランド代表MFデレ・アリが、ベシクタシュに期限付き移籍した。25日に両クラブが発表した。
2022-23シーズン終了までの期限付き移籍となり、シーズン終了後の買い取りオプションがついている。また、ベシクタシュの発表によると、同クラブはデレ・アリの年俸220万ユーロ(約3億円)を負担し、1試合出場ごとに最大1万ユーロ(約136万円)のボーナスを同選手に支払う可能性がある。なお、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者によると、買い取りオプションの金額は800万ポンド(約13億円)に設定されているようだ。
現在26歳のデレ・アリは、MKドンズの下部組織出身。2015年にトッテナムへ完全移籍すると、1年目の2015-16シーズンはプレミアリーグの33試合に出場し、10ゴール9アシストを記録した。さらに翌16-17シーズンはリーグ戦37試合で18ゴール9アシストを記録。スパーズのプレミアリーグ2位フィニッシュに大きく貢献した。
しかし、その後は度重なる負傷や素行不良などが原因で伸び悩み、年々序列が低下。トッテナムは同選手を持て余し、今年1月に固定の移籍金はゼロ、パフォーマンスに応じて最大で4000万ポンド(約65億円)の移籍金が発生するという特殊な形態でエヴァートンに完全移籍した。エヴァートン加入後はプレミアリーグの13試合に出場したが、先発は1試合のみだった。
By サッカーキング編集部
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