フェルトンゲンがアンデルレヒトに加入 [写真]=Getty Images
アンデルレヒトは2日、ベルギー代表DFヤン・フェルトンゲンがベンフィカから完全移籍で加入したことを発表した。
ベルギー代表史上最多の135キャップを数えるフェルトンゲンが、キャリア初の国内リーグに挑戦する。アンデルレヒトと2年契約を結び、背番号は「14」に決定した。
現在35歳のフェルトンゲンは、2003年にベールスホットのユースチームからアヤックスの下部組織に移籍。2005年9月にトップチームデビューを飾り、2006-07シーズンはRKCヴァールヴァイクに期限付き移籍。復帰後の2007-08シーズンから主力として活躍し、2度のエールディヴィジ優勝などに貢献した。
2012年夏にトッテナムへと完全移籍。同クラブでも守備の要として活躍し、ベルギー代表DFトビー・アルデルヴァイレルト(現アントワープ)らとともに、2016-17シーズンのプレミアリーグ2位や2018-19シーズンのチャンピオンズリーグ準優勝に貢献した。トッテナムでは公式戦通算315試合に出場した。
2020年夏にベンフィカへとフリー移籍。同クラブでも主力として活躍し、公式戦通算89試合に出場した。しかし、今季は序列が下がり、公式戦出場は89分から途中出場したプリメイラ・リーガ第2節カーザ・ピア戦のみだった。
アンデルレヒト入団会見を行ったフェルトンゲンは、「クラブにとって重要な存在であるというプライドもあったし、ポルトガルではそのプライドを少し失っていたんだ。ベンチに座って給料をもらうだけじゃなく、僕はプレーしたい」と、ベンフィカ退団を決意した理由を明かし、アンデルレヒトでの意気込みを次のように示した。
「ベルギーに戻ってこれたのは特別なことだ。アンデルレヒトを再び頂点に導くためにここにいる。(カタール)ワールドカップのために来たわけじゃない。僕なりのやり方で、みんなが僕の経験を伝えられるようにしたい。僕には野心があるし、アンデルレヒトも同じだ。2年契約だが、その後に終わるかもしれない」
By サッカーキング編集部
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