上田綺世が今季2ゴール目を記録(画像は2021年6月のもの) [写真]=Getty Images
ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部リーグ)第9節が17日に行われ、サークル・ブルッヘとオーステンデが対戦した。
現在6試合勝利のないサークル・ブルッヘが、前節5試合ぶりの勝利を手にしたオーステンデをホームに迎えての一戦。サークル・ブルッヘのFW上田綺世、オーステンデのMF坂元達裕ともにスタメン出場を飾った。
試合は前半からサークル・ブルッヘが攻勢に出る。30分、右CKのこぼれ球に反応したハンネス・ヴァン・デル・ブリュッヘンが強烈なミドルシュートを放ったが、ボールは惜しくもクロスバーを直撃。36分にはディノ・ホティッチがボックス内で相手DFに倒されPKを獲得。しかし、ケビン・デンキーのキックは相手GKの好セーブに阻まれ、先制点とはならなかった。
直後の38分、右CKの流れから最後はデンキーが押し込み、サークル・ブルッヘが先制に成功。44分にはボックス手前でボールをキープしたヴァン・デル・ブリュッヘンが、ボックス内にスルーパスを供給。抜け出した上田がGKとの1対1を制し、リードを2点に広げた。上田は今季リーグ戦2ゴール目となった。
52分、自陣からのロングボールをデンキーが頭で逸らすと、このボールに反応した上田がボックス内に抜け出しシュートを放つ。しかしボールは枠を大きく外れ、追加点とはならず。
74分、相手DFのハンドでPKを獲得したオーステンデ。ティエリ・アンブローズのキックはGKの好セーブに阻まれるも、このこぼれ球に坂元が逸早く反応。すかさず中央に折り返すとこれをアンブローズが流し込み、オーステンデが1点を返した。
81分、アンブローズの突破からオーステンデが再びPKを獲得。これをアンブローズ自らが沈め、試合を振り出しに戻した。85分には坂元の見事なラストパスからオーステンデに決定機が訪れるも、ゴールネットを揺らすことはできず。試合はこのまま2-2で終了。サークル・ブルッヘは最下位を脱出したものの、リーグ戦7試合勝利なしとなった。一方のオーステンデも連勝を逃している。
次節、サークル・ブルッヘは10月2日にアウェイでヘントと、オーステンデは10月1日にホームでゲンクと対戦する。
【得点者】
1-0 ケビン・デンキー(サークル・ブルッヘ)
2-0 上田綺世(サークル・ブルッヘ)
2-1 ティエリ・アンブローズ(オーステンデ)
2-2 ティエリ・アンブローズ(オーステンデ)
By サッカーキング編集部
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