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アザール、契約満了を待たずしてレアルを退団?…本人はMLS行きに強い関心か

2022.12.12

ベルギー代表としてカタールW杯にも出場したアザール [写真]=Getty Images

 レアル・マドリードに所属する元ベルギー代表FWエデン・アザールが、メジャーリーグ・サッカー(MLS)への移籍に興味を示しているようだ。11日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 現在31歳のアザールは2019年夏に1億ユーロ(約145億円)とも報じられた移籍金でチェルシーからレアル・マドリードに加入。攻撃の中心選手としての活躍が期待されたが、度重なるケガや若手選手の台頭もあり、現在に至るまで本領を発揮できておらず。今シーズンも開幕からここまで6試合の出場、スタメン起用に至ってはわずか2試合にとどまっている。

 ベルギー代表の一員として臨んだFIFAワールドカップカタール2022でも本調子とは程遠いプレーに終始し、チームもグループステージ敗退の憂き目に。その後、自身の公式インスタグラムで同国代表からの引退を表明。2008年の初招集から約14年に渡って続いていた代表キャリアに終止符を打つこととなった。

 今後はクラブでのキャリアに専念することとなったアザール。しかし、今回の報道によるとアザールは現所属クラブであるレアル・マドリードを退団し、MLSに新天地を求めることに興味を示しているという。同選手は来年1月に開幕を迎える冬の移籍市場での移籍は否定しているものの、来夏にMLSへ移籍することを本格的に検討しているようだ。アザールとレアル・マドリードとの現行契約は2024年6月末までとなっているが、契約の満了を待たずして同選手が新天地へ旅立つ可能性も低くはないという。

 レアル・マドリード加入後はなかなか本来の輝きを見せることができていないアザール。復活に意欲を示していた同選手だが、心機一転アメリカに活躍の場を移すことになるのだろうか。

By サッカーキング編集部

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