ウルグアイ代表の一員としてカタールW杯にも出場したスアレス [写真]=Getty Images
ナシオナル所属のウルグアイ代表FWルイス・スアレスに、ブラジル行きの可能性が浮上しているようだ。21日、スペイン紙『アス』が伝えている。
昨シーズン限りでアトレティコ・マドリードを退団し、今夏フリーで母国の古巣ナシオナルに加入したスアレス。約16年ぶりの復帰となった同クラブで14試合出場8ゴールという成績を残し、2シーズンぶりとなるリーグ制覇に大きく貢献した。
そんなスアレスとナシオナルとの契約期間は、2022シーズンのウルグアイ国内リーグ終了までとなっている。ナシオナルのホセ・フエンテス会長も「リーグ戦が終わればルイス・スアレスはナシオナルを退団する。間違った期待は生み出したくないんだ」と明言しており、契約延長などで残留する可能性を否定している。今後の去就についてはメジャーリーグ・サッカー(MLS)行きの可能性が高いとも一部では伝えられている。
今回の報道によると、現在カンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)に所属する名門グレミオが、スアレスの獲得を検討しているという。同クラブのパウロ・カレフィ副会長はYouTubeチャンネル『Caju Tricolor』のインタビューに対し「ルイス・スアレスの代理人と話をする予定だ。決定的な会話はしていないが、最初のコンタクトはすでに取った。最終的な会談は近いうちに行われる」と発言しており、近日中に獲得に向けた交渉が行われることが予想されている。
なお、MLSのロサンゼルス・ギャラクシーやインテル・マイアミのほか、メキシコのクルス・アスルも同選手に対して関心を寄せていると伝えられている。ヨーロッパでは所属したすべてのクラブでゴールを量産してきたスアレス。35歳を迎えたストライカーは自身の去就に関し、どのような決断を下すのだろうか。
By サッカーキング編集部
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