アル・ナスルと超大型契約を結んだC・ロナウド(左) [写真]=Getty Images
アル・ナスル(サウジアラビア)は31日、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを獲得したことをクラブ公式ツイッターで発表した。
現在37歳のC・ロナウドは、FIFAワールドカップカタール2022開幕前にイギリス人ジャーナリストのピアーズ・モーガン氏による独占インタビューで、所属クラブのマンチェスター・Uを大々的に批判。大きな騒動に発展していた。これを受け、同クラブは先月22日にC・ロナウドとの契約を双方合意のもとで解除したことを発表しており、稀代のスーパースターは無所属の状態となっていた。
去就が注目されていたC・ロナウドの新天地は、サウジアラビアの首都リヤドをホームタウンとする、1955年に創設されたアル・ナスル。同クラブの公式ツイッターは、次のような声明を発表している。
「歴史的な出来事です。この契約は、我々がさらなる成功を収めるための刺激となるだけでなく、我々のリーグ、国、そして未来の世代の少年少女たちが最高の自分自身になるための刺激となるでしょう。ようこそクリスティアーノ、新しい家へ。アル・ナスルFC」
C・ロナウドは、新天地で代名詞の背番号「7」を着用。なお、移籍市場に詳しいイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏が31日に自身のツイッターへと投稿した内容によると、契約期間は2025年6月末までの2年半で、総年俸は約2億ユーロ(約281億円)近くになるものの、これにはCM契約なども含まれるという。また、ロマーノ氏は「異なるリーグ、異なる国での新しい経験にワクワクしている。アル・ナスルの持つビジョンはとても刺激的だ。チームメイトと合流し、チームのさらなる成功に貢献できることにとても興奮している」というC・ロナウドのコメントも伝えている。
By サッカーキング編集部
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