チェフェリン会長の再選確実 [写真]=Icon Sport via Getty Images)
欧州サッカー連盟(UEFA)のアレクサンデル・チェフェリン会長が再選確実となった。6日にフランス紙『レキップ』などが報じた。
5日に会長選挙の立候補が締め切られ、チェフェリン会長以外の立候補者が現れなかったという。4月5日に開催されるUEFA総会にて、再選が正式に決定へ。3期目の任期は2027年までとなる。
現在55歳のチェフェリン会長は、スロヴェニア出身の弁護士。母国の強豪オリンピア・リュブリャナなどを経て、2011年にスロベニアサッカー協会の会長に就任した。同年からUEFAのメンバーとなり、2016年に第7代UEFA会長に選出された。
これまでに欧州クラブ大会でのアウェイゴール廃止、2022年6月から始まった新たな財務規則の導入などの施策を打ち出してきた。また、2024-25シーズンからチャンピオンズリーグを36クラブに拡大する新フォーマットも発表している。
一方で組織の輪を乱す勢力に対しては、容赦なく強力な措置を講じてきた。欧州スーパーリーグ構想に参加したビッグクラブへ罰金などの処分を科し、中心的役割を担ったレアル・マドリード、バルセロナ、ユヴェントスとは現在も欧州司法裁判所で争っている。また、ウクライナ侵攻を行うロシアには、代表とクラブチームを全国際大会から追放する制裁を科している。
By サッカーキング編集部
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