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ベンフィカ会長、チェルシー移籍のE・フェルナンデスに言及「彼が望んだ」

2023.02.03

チェルシーへの移籍が決定したE・フェルナンデス [写真]=Getty Images

 ベンフィカのマヌエル・ルイ・コスタ会長が、アルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスチェルシー移籍について言及した。2日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

 ルイ・コスタ会長は当初、1月の移籍市場ではE・フェルナンデスの移籍交渉には応じない姿勢を示していたものの、粘り強く交渉してきたチェルシーからのオファーを受け入れ、移籍市場最終日の締め切り2分前に合意。イギリス史上最高額となる1億700万ポンド(約168億円)で同選手の移籍が決定した。

 E・フェルナンデスの残留を望んでいたルイ・コスタ会長だが、「全力は尽くした。悲しいけど、残りたくない選手のために泣くつもりはない。チェルシーが来た時、彼の考えを変えさせることは本当に不可能だった」と説得はできなかったと振り返った。

 さらに、ルイ・コスタ会長は「締め切り日にエンソを夏にチェルシーに売却するという合意も見つけた」と今シーズンはベンフィカでのプレーを続ける可能性もあったことを明かした一方で、「でも、彼が残留を望んでいなかった」とE・フェルナンデス自身が今冬の移籍を望んだことを強調した。

「エンソが解除条項の条件(をチェルシーが支払うこと)に気づいた瞬間から揺らぐことのないものだった。私たちは留めようとしたが、選手はベンフィカで継続する意思を全く見せなかった。私はチェルシーにより低い金額を受け入れる一方で夏まで留まることを提案したが、選手がベンフィカで続けることを望んでいなかった。これがすべてを変えた」

「チャンピオンシップのタイトルをかけてエンソが私たちと一緒に戦ってくれることを望んでいた。でも、彼がそれを望んでいないと気づいた時、私も彼にベンフィカのシャツを再び着て欲しくないと思った」

「お金を失う可能性もなく、チェルシーとの契約が確約されていても、続けたくない選手はベンフィカに留まることなどできない。この選手はもはやロッカールームに入ることもできないからね」

By サッカーキング編集部

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