ウェールズ代表としてのアレンにとってはカタールW杯が最後の大舞台となった [写真]=Getty Images
スウォンジーに所属しているジョー・アレンが7日、ウェールズ代表からの引退を表明した。
現在32歳のアレンは2009年5月にウェールズ代表デビューを飾った。2012年夏にリヴァプールへの完全移籍を果たして以降はウェールズ代表の欠かせない主軸に定着。ガレス・ベイルやアーロン・ラムジー(ニース)と共にウェールズ代表の“黄金期”を築き上げた。母国をEURO初出場へと導いただけでなく、EURO2016では全6試合にスタメン出場して準決勝進出に貢献。FIFAワールドカップカタール2022でも2試合のピッチに立った。10年以上にわたってウェールズ代表のユニフォームを身に纏い、これまでに通算74試合出場2得点を記録した。
アレンの代表引退に際し、ウェールズサッカー協会(FAW)は同選手のコメントを伝えている。
「ウェールズ代表としてプレーすることは、僕の人生において大きな情熱と愛情を伴うことだった。僕は非常に幸せ者だ。ここまでの旅を信じらないような人々と分かち合うことができた。家族、チームメイト、スタッフ、そしてファンの皆さんのおかげで特別なものになったんだ。皆さんに非常に感謝している」
「国民の皆さんの応援は感動的で、このユニフォームを着ることに計り知れないほどの大きな誇りを与えてくれた。忘れられない経験がたくさんある。残念ながら時間とケガが影響して、次の世代に道を譲る時が来た。ウェールズサッカー界の未来は明るいと確信しているよ」
By サッカーキング編集部
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